こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は、昨日の続編です。
昨日の記事はこちら。
小2のRくんは、最近【前のめり】でピアノ練習に積極的に励んでいます。なぜなら
好きな曲に挑戦しているから。
基礎が固まりつつあり、実力がついてきたから、好きな曲が弾けるステージに到達した
というわけです。奏でる音にも勢いがあり、自信に満ちています。
この日のレッスンでは、ダンパーペダルの踏み方を中心に学びました。
ペダルの踏み方には、演奏者の美意識が顕著に現れます。当ピアノ教室では
少しでも濁るといやだ
と、自分で感じる感性や、敏感な耳が育っていないうちは、足が床に届く背丈になっても、ペダルを経む練習をしばらく先送りにします。なぜなら
その方が確実に伸びると、長年の指導経験でわかっているから。
どんどん先へ先へと進めばいいというわけではありません。
しかし、その一方で、身体はまだ小さくても、音楽的な準備が整ったと判断すれば、すぐに練習にとりかかります。
Rくんは、まだ足がギリギリペダルに届くくらいの背丈ですが、ピアノの世界での【飛び級】を果たしたリトルピアニストの1人です。
きれいな響きへのこだわりも強く、この日のレッスンでは、完成度を高めるべく、パートによってペダルを外すなどの難しいことにも挑戦し、自分から進んで反復練習をしました。
「ゆっくりと、落ち着いてね」とのアドバイスにもしっかりと耳を傾け、楽譜に自分で言葉を書き込むほどの念の入れようです。
大人の世界でも言えることですが、新しいことにチャレンジする時に
◆できない言い訳を考える人
◆できる方法を考える人
がいますが、どちらの行動をとるかで、未来の景色はガラッと変わってきますね。
学びを素直に実践することこそ最強だと、Rくんの目覚ましい進歩を見て改めて感じます。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。