こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は、みなさまに、当ピアノ教室のリトルピアニストの演奏を、フルでじっくりと聴いていただきたいと思います。
当ピアノ教室でレッスンを始めて3年目に入った、小学2年生のRくんが、今回の動画で演奏しているのは、あの、鬼滅の刃の挿入歌として大人気の「竈門炭治郎のうた」です。
タイトルにもあるように、Rくんは、発表会を終えた直後から「竈門炭治郎のうた」に取り掛かり、この3ヶ月間、みっちり練習を積んで、とても上手に弾けるようになりました。
今日公開する動画は、先日、合格記念にと撮った、Take1の演奏です。
楽譜には、頑張った証の”赤”が、たくさん入ってます!
ちなみに、Rくんは、2022年の発表会では、小学生に人気の高い「つむぎうた」という曲を演奏しました。
「つむぎうた」は、ピアノの発表会では定番中の定番の、大変人気の高い曲です。
軽快なリズムが特徴で、中間部は左手でメロディを弾くなど、難易度が高いことでも知られています。
16分音符を含むタイなど、難しいポイント(見せどころでもあります)がたくさんあるので、発表会前の練習では、演奏の精度を上げていくために、何回も反復練習を繰り返し
本番のステージでは、大勢の前での緊張をも味方につけ、今までで1番いい演奏が披露できました。
「竈門炭治郎のうた」の練習は、そんな成功体験から自信を得た、最高潮のタイミングで、憧れの曲にチャレンジしたこともあって、常に前向きな姿勢で取り組めたのが良かったです。加えて
ご家族のサポートも素晴らしかったです。
オクターブが届くようになりました!
ちなみに、ピアノ経験者のお母さんは、ご家庭での練習では、あえて距離を取って「教えないように」気をつけているおられる模様で、(実は、これ、見落としがちですが、レッスンを軌道に乗せるうえで、かなり大切なポイントです!) わからないことを尋ねられても「先生に聞いてね」を貫いているそうです。
ご家庭でのピアノ練習、こうやって「褒める」といいですよ。
これは、長年の指導を通して実感していることですが、お家の方は、どうしても結果に目が向きがちです。
「できた、できない」
「弾けた、弾けない」
もちろんそれも大切ですが、成果だけに着目し、そこばかりを褒めるのは要注意。なぜかというと、褒められることが目的になってしまったり、失敗を極端に避けるようになったりなど、学習への意欲の妨げになることがあるからです。
新たな課題にチャレンジできる自信や打たれ強い心、向上心を育て、たくましく伸びていく心を育てるためには、子どもが努力している姿をよく観察し、メリハリをつけ、「行動」や「取り組み方」を「具体的に」褒めてあげるようにするといいですよ。
先日のレッスンでは、Rくんのお母さんから、ご家庭での練習エピソードを伺い、ほのぼのとした気持ちになりました。
《速くならないように練習するにはどうしたらいいか》と考え、ピアノの音に合わせて弟くん(4歳)に歌を歌ってもらうアイデアを思いついたのだそうです。
「歌に合わせて、自然にゆっくり弾くことができるようになりました」
ときいて納得しました。
相手のタイミングに合わせる、待ってあげる、というのは、自分の演奏に余裕がないとできないものですが、それ以前に求められるのは、相手を思いやる心です。
相手の立場になって物事を考えることができる【共感力】は、保育園や幼稚園に通うようになって集団生活を営むような年齢になれば、おのずと求められる力の一つでもあります。
ピアノの音に合わせて一緒に歌ってもらうという作戦は、優しくて、協調性の高い性格のRくんだからこそ効を奏したのでしょうね。
サッカー少年でもあるRくん。スポーツやピアノを通して、これから成長とともに、Rくんの良いところが、グングンと伸びていきそうな予感大です。
バイオリンを習っている弟くんとのアンサンブルに挑戦する日も近いでしょう。
さらなる成長が楽しみです。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。