こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は、サンタさんに、ピアノ演奏をプレゼントする企画の第5日目です。
当ピアノ教室では現在、クリスマス特別企画として、【サンタさんにピアノ演奏を聴いてもらおうプロジェクト2022】を実施中。
5日目の今日登場するのは小学6年生のKちゃんです。
演奏してくれたのは、ブルグミュラーの25の練習曲の中から「天使の声」。
この曲はクリスマスにピッタリなクワイアをイメージした、大変美しいハーモニーが特徴です。
Kちゃんは今回、この曲の譜読みからイメージ作りまで全部自分の力だけで取り組みました。
少しだけ間違いはあるものの、短期間の間に、ここまでまとめ上げたのは大したものです。
サンタさんも、Kちゃんの努力を讃え、惜しみない拍手を送ってくれていることでしょう。
この曲は、25の練習曲の中でも終盤に収められており、弾きこなすためには高度なテクニックが必要です。
具体的には、ペダルを上手に使うこと、右手と左手のフレーズをなめらかにつなげることが、特に難しい点になりますが
Kちゃんは、この2点をクリアし、目下の課題は、手首の使い方だということなので、最後に
♬より良くなるためのプチアドバイス♬をお伝えしましょう。
「天使の声」を弾くときは、ピアノの鍵盤がハープになったと想像すると、力の抜き加減や身体の重みの乗せ方がイメージしやすくなりますよ。試してみてくださいね。
「天使の声」は、いわゆる「右手がメロディー」「左手が伴奏」というような概念ではなく
両手合わせてひとつのフレーズを作り上げるフレージングを目指して、全ての音をスラーでなめらかにつなげることを目標に練習すると、キレイに決まるようになります。
聴いている人が、「どこからどこまでが左手で、どこからが右手かな?」と音を聴いて分からないように弾ければ大成功!
そのためには両手の協力が欠かせません。
利き手ではない方の手に、利き手が合わせてあげるようにするのがコツですよ。
ボリュームやテンポが均一になるように、自分の音をよく聞きながら練習することを心がけましょう。
より高いレベルへの挑戦を前に、Kちゃんは早速張り切っているそうです。頼もしいですね。成長を感じます。
今年は、ジャズピアノにも取り組み、音楽のジャンルの垣根を越えただけにとどまらず、弾き語りの世界にも足を踏み入れたKちゃん。
発表会ではオリジナル曲も披露しました。
新しい年は小学校を卒業し、中学に入学も控えており、さらなる躍進に期待が弾む2022年のクリスマスです。
サンタさんからは、どんなプレゼントが届くかな? ご報告を楽しみに待っています。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。