こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
昨日は、大人ピアノレッスンを希望されているCさん(40代女性)の体験レッスンに伺ってきました。
再来週から本格的にレッスンを開始することが決定しましたよ。
当ピアノ教室へようこそ♬
Cさんは、「ピアノレッスンお帰りなさい組」さんのお1人です。
Cさんが一念発起して、ピアノレッスンデビューをしたのは、30代の頃。
幼い頃は、ピアノを習うことに憧れがあったものの、習うチャンスがなかったのだそうです。
レッスンを始めてからは、休み休みながら好きな曲に取り組んでいましたが、様々な事情が重なり5年前にレッスンを離れてからは、ピアノのフタを開くことは一切なかったそうです。
今回、5年の長いブランクを経て、ピアノレッスンを再開するにあたり、Cさんには決意したことがあります。それは
楽譜をきちんと読めるようにしたい
ということ。以前のレッスンでは、弾きたい気持ちがあまりにも強く、譜面を読むのももどかしく、早く音を出したくて
先生にドレミをきいて、それを楽譜に書きこんで音を出していたのだそうです。
楽譜を拝見すると、ビッシリとカタカナが書いてありました。
書く手間の方が、むしろ読むよりも労力がかかるのではないかと思うほど。
だから私は確信しました。
Cさんならできる!
几帳面に書かれた文字、要所、要所の丁寧なマーキングに、私はCさんのピアノへの強い熱意を感じ取ったからです。
「楽譜が読めるようになりたいです」というご意向を知り、私は体験レッスンに一冊のテキストを持参していました。
いわゆるバイエルなどのように、一般的に知られた教則本とは違うのですが、大人が譜読みのコツを知って、おたまじゃくしを追うための視線の使い方を学ぶのに「これはいいな!」「かなり使えるな!」とビビビッと感じて、一時帰国のときに銀座のヤマハで仕入れてきていた、最近発売されたばかりの指のエクササイズの本です。
早速Cさんに見ていただくと
そうそう、こんなのがやりたかったんです!
と、目を輝かせて答えてくださいました。
私の見立てが間違ってなくて一安心です。
弾きたい曲をきちんと弾くためには、やっぱり基礎が大切なんですね。
とはCさんの言葉。その声には、身にしみて実感した人だけが放つ重みが宿っていました。
Cさんのお宅のリビングで、5年間ずっと出番を待っていたピアノは、重厚な作りのKAWAIのアップライト。体験レッスンに先立ち、先月久しぶりに調律をしたのだそうです。
音を確かめたいと思ったので、Cさんの手持ちの楽譜をお借りして「糸(中島みゆき)」を弾いてみました。
「きれい!」
「ピアノが喜んでいます!」
「こんな音が出るんですね、初めてです!」
興奮気味のCさん。
そうですよ♬
このピアノは年代物だけに、弾き方次第でとても奥行きのある深い音が出ます。
これからはどんどん音を出して、たくさんいろんな曲を弾いて、ピアノにバッチリ目を覚ましてもらって、ガンガン活躍してもらいましょう♡
レッスンを終えて雑談をしている時、毎朝5時半に起きてヨガに通っていることを教えてくれたCさん。
フルタイムのお仕事もされているのに、目を見張るバイタリティです。さぞかし活動的な方かと思いきや
おうちにきてくださるならば続けられるなって思って。
と、当ピアノ教室を選んでくださった理由の一つを語ってくださいました。
❤︎ホームページがとてもわかりやすかったし
❤︎長く教えていらっしゃるのだなぁ
❤︎シンガポール30年….お話も聞きたいなぁ
と思って、体験レッスンを楽しみにしてくださっていたとのことです。ありがとうございます。光栄です!
猫ちゃんも、さりげなーく存在を主張して「はじめまして」のご挨拶をしてくれましたよ♬
お忙しい毎日を過ごしておられる中、ピアノのためにお時間をくださることをとても嬉しく思います。
Cさんも私と同じPR保持者。シンガポール在住歴は15年です。
Cさんの目標は
ショパンの「別れの曲」をオリジナルのまま弾くこと
目標がしっかり定まっていると、一つ一つの基礎練習にも気合が入りますね。
ゆっくり確実に、目標に向かって一歩ずつ一緒に歩みを進めていきましょう。
Cさん、これからよろしくお願いいたします!
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。