こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
昨日の最終レッスンは中学2年生のDくんでした。
夜の8:20から9:20までの1時間レッスンです。
え?
そんなに遅い時間?
はい。
Dくんご家族は、一軒家にお住まいなので、このくらい遅い時間でも、ご近所を気にすることなくピアノを弾くことができます。
他の曜日も、塾から帰ってくるのが深夜のため、Dくんにとっては、この時間帯のレッスンでも支障がないようです。というより
むしろ調子が上がる?!
昨日も、モーツァルトの「きらきら星変奏曲」と、ブラームスのバラード(カッコいい曲の代表曲!)のペダルの踏み方や、メロディの歌わせ方に併せ、指のフォームについてなど、細かなところまで容赦なく、ガッツリと、密な指導しましたが
粘り強く、とてもよくがんばりました!
えらい!
レッスンが終わって疲労困憊と思いきや、リコーダーを吹いて聴かせてくれましたよ。
根っからの音楽好きなんですね♬
そんなDくんですが、学校の授業のカリキュラムでブラスバンドを組むことになり、色々と迷った末、サキソフォンに初挑戦することに決めたのだそうです。
「リコーダーの難しい版みたいなのかなって思って」
とはDくん談。
私も同じような認識で、2017年にヤマハから新発売された、カジュアル管楽器「ヴェノーバ」を、わざわざヤマハ時代の元同僚に頼んで予約を入れ、発売日当日、開店と同時に銀座店に入り、誰よりも先に購入したものの、いまだに思うようなピッチの音が出せずに、実は1人で苦戦中です…
吹く楽器は、アンブシュアのコントロールが命なんですが、鍵盤弾きにとって、これは思いのほか難しい!
ピアニカを演奏するときも、息をいれるスピードや量は加減しても、口の形まで神経を使うことはないですからね。。。
アンブシュアとは、マウスピースをあてたときの口の形、又は口周りの筋肉の使い方のことをあらわす音楽用語です。
このアンブシュアによって音程や音色が変わってくるので、演奏をするためには、しっかりとコントロールする技術を習得することがまず基本中の基本です。
アンブシュアの筋肉とは口の周りの筋肉ですが、その筋肉は意外と大きく、顔全体の筋肉と言っても過言ではありません。
調べていたら、カンタンにできそうなアンブシュアの筋肉のトレーニングを見つけました。
どうやら表情筋のトレーニングも兼ねているようです。
やり方としては、口を横に引く「イ」の形と、口を突き出す「ウ」の形を交互に繰り返す、というもの。
これなら、隙間時間に手軽にできそうですよね?!
この2年余り、マスクをした生活で、目の頑張りに比べて顔まわりの筋肉がサボりがちだったので、カツを入れるのにもちょうどいいかもしれません。
顔全体の運動を意識して、全力でやってみようかしら、あ、もちろん1人の時にね(笑)
Dくんはきっと、私よりもずっと早く、管楽器のコツをつかむでしょう。しっかり教わってきてね♬
演奏を聴かせてもらえる日が、今からとても楽しみです。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。