シンガポールで1番有名な音楽家、Dick Leeを知っていますか?

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こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

 

 

昨日のレッスンの帰りに、自宅近くのショッピングセンターにあるモスバーガーで、キティちゃんを見つけ、気になってたまらないけれど、目の毒!と自らを制して、写真を撮るだけでガマンした、筋金入りのキティラー、則子せんせーです。

 

 

 

 

 

 

 

シンガポールでも、キティちゃんは絶大な人気ですよね!モスバーガーでは現在、キティちゃんとコラボをしていて、折りたたみ傘などのオリジナルグッズを販売しているみたいですよ。

 

 

 

 

 

さて今日は、シンガポールで1番有名な音楽家、Dick Leeについてお話してみたいと思います。

 

 

 

 

シンガポール人の有名歌手って誰かいますか?

 

 

 

 

当ピアノ教室では、こんな質問を、時々生徒さんの保護者の方からいただきます。

 

 

 

 

 

シンガポール出身の有名人気歌手というと、筆頭に挙げられるのが、台湾や中国で人気がでたC-POP歌手

 

 

 

 

林俊杰 JJ Lin (リンジュンジエ)孫 燕姿(スン・イェンツー、英語名 : ステファニー・スン)ですが

 

 

 

 

シンガポールの現在の音楽シーンの礎を築いた人といえば、紛れもなくこの人、Dick Leeです。この人の名前を知っていると、シンガポール人にも一目置かれますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

1980年代後半に、日本でも大ヒットしたこの2枚のアルバムで、彼は今までに全くなかった斬新な音楽を世の中に発信し、一気にスターダムにのし上がりました。

 

 

 

 

 

Dick Leeは、一言で言うと「ミスター・シンガポール」と呼んでも良いほど、シンガポールらしさいっぱいの人物です。

 

 

 

 

 

しかし、シンガポールという国自体がアジアの縮図のような国であることを考えるなら、彼を「ミスター・アジア」と呼んでも良いのかもしれません。

 

 

 

 

 

彼は自分のことを「バナナ」であると例えています。

 

 

 

 

 

それは黄色いアジア人の皮をかぶっているが、心の中は真っ白な欧米人という意味です。

 

 

 

 

 

1980年代、90年代に発表されたDick Leeの音楽は「ワールドミュージック」と呼ばれています。

 

 

 

 

 

ロックやラテン、ラップ、R&Bはもちろん、中国歌謡からインドネシアのクロンチョンやガムラン、日本の歌謡曲、インド歌謡・・・まるで万華鏡のように繰り広げられる世界中のポップスは、歌われている言語までもが何カ国にもわたっています。

 

 

 

 

 

しかし、Dick Leeの最も優れていた点は、それらの要素を見事に組み合わせて、まったく違和感のないひとつの曲に仕上げ、新しい音楽ジャンルへと昇華させたことです。

 

 

 

 

 

そして、このことこそが、シンガポールという多民族国家のアイデンティティーであり、Dick Leeというアーティストの存在価値でもあるのです。

 

 

 

 

※お写真は、公式Facebookページよりお借りしています。

 

 

 

 

私はシンガポールに移住する前、Dick Leeの音楽の世界にはまり、都内で開催されていたライブに、よく足を運んだものです。

 

 

 

 

 

ライブ会場に着くと、マレーの民族衣装「バジュ・クロン」に着替えたりしたこともありました。

 

 

 

 

 

音楽仲間と連れ立って、シンガポールにミュージカルを観に訪れたこともありましたが、その時はゆかたを着ました。日本人であるということのアピールです(笑)

 

 

 

 

 

その効果かどうかはわかりませんが、あるコンサートに行った時は、私たちよりも前の席に座っていたシンガポール人男性2人が、自分たちの席を譲ってくれたこともありましたよ。

 

 

 

 

 

Dick Leeは、シンガポールのナショナルデーソングも何曲か手掛けていますが、その中でも1番国民に愛されているのが

 

 

 

 

HOME

 

 

 

という曲です。

 

 

 

 

この曲は、毎年、8月9日のナショナルデーが近くなると、街のあちこちで流れているので、耳にしたことがあるという方もおられるかも知れません。

 

 

 

 

 

この曲が作られたのは1998年と、ずいぶん前ですが、毎年違うアレンジで、今も歌い継がれている名曲です。

 

 

 

 

 

 

歌っている歌手は、やはりシンガポール人の人気女優であり、歌手であるKit Chanです。ゼクエンツの手法を上手く使った美しいメロディラインは、Dick Lee の曲の特徴の一つでもあります。

 

 

 

 

 

 

Dick Leeは、ミュージカルを手掛けていることでも有名で、実力には定評があります。今日は最後に、Dick Leeがプロデュースし、音楽も担当したミュージカルの中から、私のとても好きな一曲をご紹介します。

 

 

 

 

 

Forbidden City」は、西太后の一生を描いたミュージカルで、2002年の初演から何度も再演が繰り返されている、とても人気の高い作品です。

 

 

 

 

 

主役、西太后を演じたKit  Chanが歌う「My Only Chance」

 

 

 

 

 

 

私はこの歌を生で聴きたくて、2006年の公演では、合計3回ミュージカルに足を運びました。

 

 

 

 

みなさんは、どんなご感想を持たれるでしょうか?

 

 

 

 

 

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1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
 
 

 

 

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