こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
先日のレッスンでの5歳の双子の生徒さん。(Sくん、Eちゃん)
いつものように1人ずつ順番にレッスンをしましたが、それぞれ、レッスンの終わりに、同じ言葉をつぶやいたのには思わず笑ってしまった、則子せんせーです。
え、もうおしまいなの?
Eちゃんの説明によると
「まってるときは、ながいの」
「はじまると、みじかいの」
だそうです。
お母さんによると、毎週のレッスンを2人とも、とても楽しみにしてくれているとのこと。
こんなお言葉をいただくと、ホントに嬉しいですねー
2人揃って元気なごあいさつで迎えてくれたあと、この日は、Sくんからレッスンをスタートしました。
❤︎どんどんわかるようになってきたよ!
❤︎どんどん先に進んじゃお!
むずかしいト音記号も、がんばって練習をして、上手に書けるようになりました。
最初は、何回書いても、ロールケーキになっちゃったから、「どうして?」って、とっても不思議だったよね。
閉じたドアの向こうで、ピッタリ身体を寄せるようにして、自分の番をおりこうさんにして待っていたEちゃん。
Sくんのレッスンが終わるやいなや、すぐにバトンタッチして弾き始めると、すでに、この張り切りようです。
美しく整った姿勢をご覧ください!
もう、言われなくても、背筋をぴーんと伸ばしてピアノを弾けるようになりました。
最後のポーズもビシッと決まっています。
まだレッスンを始めてたった2か月なのに、もう立派なリトルピアニストの風格だと思いませんか?
お茶目なEちゃんは
「前を向いて弾いてね」
と伝えると、わざとお顔を横に向けて、隣に座った私をじっと見つめながらピアノを弾いて、ニヤリとするのがお約束。
この年代のお子さんは、サービス精神が旺盛で、一生懸命に笑わせようとしたり、お気に入りを見せてくれたり、得意なことを披露してくれたりしますよね。
これらは、幼児さん特有の親愛の情の示し方ですから、おふざけをしていても、いい加減な扱いはしません。
もちろん、危ないことをしそうなときは、即座にストップしますが。。。
どの年代にも言えることですが、生徒さんの信頼を勝ち得るには、まず心を開いてもらうことからはじまります。
心を開いてもらうためには、自分から最初に心を開き、歩み寄る。
子どもの気持ちを考えるのではなく
想像するのでもなく
自分の心の内側にある「こどもごころ」をフルに発動させて
自分も一緒に子どもになりきる
それが私流。
子どもには嘘は通用しません。
口先だけの言葉は、いつか見破られてしまいます。
この人は、わたしの、ぼくの味方なんだ!
自分のことを思ってくれている
そう心から納得できたとき、子どもは全力でついてきてくれるのだと、たくさんの子どもたちの指導を通して、それを肌で実感しています。
だから、生徒さんたちと《仲良しさん》になることに、私は一切手抜きをしたくないのです。
とことん好きになる!
何でも知りたい!
いつもそんな気持ちで一杯です。
もしかしたら、みなさんの抱いている一般的な「ピアノの先生」のイメージとは少し違うかも知れません。
ピアノを学ぶことは、決して楽しいことばかりではなく。。。
新しいことに挑戦するには勇気が必要です。むずかしいことに挑戦するときには、心が折れてしまいそうになるときもあります。
できないかもしれない
そんな不安でいっぱいの生徒さんに対して
絶対できるようになるよ
とかける一言に、真実の重みを宿らせるには、日頃から積み上げた関係があってこそなのです。
ピアノを教えることは心を育てること
だから
生き方をみせていく
在り方を伝えていく
ちょっと大げさなようだけど、そんな心意気で、私は日々、生徒さんたち一人一人と真剣に向き合っています。
頑張ることを楽しむ力を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。