こんにちは。
シンガポールの出張専門ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子(つかごし のりこ)です。
突然ですが、
私は大切なことは、直接お目にかかって、もしくは直接通話でお伝えしたい、伝えてほしい考えの人間です。
これを聞いて、
「則子先生ってアナログ思考なのね」
「時代錯誤」
「めんどくさい」
と感じたあなたへ。
今日は、そんなご意見に一石を投じる
辛口の投稿
となります。
興味のある方は、この先をお読みください。
トップビジネスパーソンほど対面を重視する。
最初にお伝えします。
私が対面でのコミュニケーションを重視するようになったのは、これまでの経験から、どんな世界でも、いわば一流と言われる、社会的地位を持つ方ほど対面の持つ重みを熟知し、尊重していると肌で感じてきたからです。
優れた方々と接していると、実にたくさんの学びがありますね。
ビジネスの世界でも、重要な局面では直接会って話すことが重視されます。
改めて調べてみると、その背景にはいくつもの理由があることがわかりました。
1. リスク管理と機密保持
重要な意思決定や機密性の高い交渉では、情報の取り扱いそのものが重要になります。
メールやチャットに記録が残ることや、オンライン会議に伴う情報漏洩のリスクなどを考慮し、内容によっては、通信を介さず直接対話する方法が選ばれます。
2. 非言語情報の重要性
人は、言葉だけでコミュニケーションを取っているわけではありません。
表情、視線、声の調子、沈黙、間の取り方。
こうした情報から、相手の戸惑いや真剣さを感じ取り、言葉だけでは伝わらない部分を理解することができます。
画面越しや文字だけのやり取りでは、受け取れる情報におのずと限界があります。
3. 時間と労力をかけて会う意味
多忙な人にとって、時間は貴重な資源です。
それでも、わざわざ時間を確保し、移動して会う。
その行為自体が、相手への尊敬の念や話の内容を重視していることの表れになります。
効率だけを考えれば省ける手間にも、意味があるのです。
4. 意思決定の質
複雑な問題ほど、相手の反応を確かめながら話し合うことで、誤解を防ぎ、認識をすり合わせやすくなります。
文字のやり取りを何度も繰り返すより、直接話したほうが早く解決することもあります。
いかがですか?
もちろん、メールやオンラインが適している場面もあります。
しかし、私が伝えたいのは、
便利な手段が増えたからといって、対面の価値まで失われたわけではない。
ということです。
みなさんは、
「本来ならば直接お目にかかってお伝えすべきところ……」
このような免罪の定型句を、一度は目にしたことがありますよね。
もちろん、遠方にいる場合や、時間の都合がつかない場合など、やむを得ない事情はあります。
また、メールで済ませること自体が、すべて悪いわけでもありません。
ただし、何でもメール一本で済ませることを当たり前と考え、直接向き合うことの意義を軽んじてしまうことには、個人的に疑問を覚えます。
なぜなら、文字だけでは伝わらないことがあるからです。
意図したとおりに受け取ってもらえないこともあります。
直接話していれば気づけたはずの相手の反応を、見落としてしまうこともあります。
たとえば、自己都合による退会の連絡すら、メッセージ一本で済ませるとしたら、それはいかがなものでしょう。
もし私なら、たとえ文面が美辞麗句で埋め尽くされていても、正直なところ、誠実さを感じ取ることは極めて難しいです。
個人経営のピアノ教室は、システムだけで成り立っているわけではありません。
そこにあるのは
人と人との関係
です。
手続きとして問題がないかどうかと、相手にどう向き合うかは、別の話ですが
メッセージ一本で完結すると考える人は、おそらく、その違いにまで意識が向かないのでしょうね。もしくは、わかっていても
やる気がない。
(もう関係がなくなるのだから礼儀を尽くす必要などない?)
もちろん、こうした価値観や振る舞いには、育ってきた家庭環境や、これまでに積んできた社会経験が少なからず影響していることは否めません。
対面には、手間や時間をかけてでも向き合う絶対的価値が存在する。
そのことを知っているかどうかで、コミュニケーションの質は大きく変わってきます。
しかし、あえて率直に申し上げるならば、そうした世界に身を置く経験がなければ、暗黙の作法があることすら知らず、その意味や重みを理解するのも難しい。だから
チャンスを取りこぼしていることにも気がつくことができない
結局は、そういうことなのだと思います。
だからこそ、則子先生は直接対話にこだわる。
シンガポールは、世界各国からビジネスや教育の第一線で活躍する人々が集まる国です。
私は、そんな国で35年以上にわたり、ピアノ指導ひとすじに生きてきました。
保護者の方々と心をひとつにし、子どもたちの個性や変化を受け止めながら、コツコツと信頼を積み上げてきた35年です。
だからこそ、人と直接向き合うことの尊さを、深く実感しています。
最後に。
子どもたちの未来について、私が最近、強く感じていることがあります。
将来、子どもたちが活躍する世界は、親が今いる社会とは比較にならないほど、ずっと広いかもしれません。
国境を越え、異なる文化や価値観を持つ人々と出会い、親の想像を、はるかに超える場所で活躍する可能性も大いにあります。
だからこそ、親が今身を置くコミュニティ内の常識だけを判断基準に行動し、子どもたちの可能性を狭めてはいけないと思います。
相手の言葉に耳を傾け、表情や反応を読み取り、自分の考えを伝え、異なる価値観を持つ人とも向き合う。
そうした力は、これから広い世界へと羽ばたいていく子どもたちにとって、欠かせないものです。
ピアノ講師も、子どもたちが関わる大人の一人として、その責任の一端を担っていると、則子先生は考えます。
単に曲が弾けるようになれば、それで終わりではありません。
音楽を通して身につけた力が、将来、どのような世界で生きることになっても、その子自身を支える力になってほしい。
それが、35年以上にわたり子どもたちを指導してきた私の願いです。
目の前の効率よりも、
その先にある未来を。
親の知っている世界が、子どもの未来の限界であってはならない。
私はこれからも、35年の経験を指導に活かし、一人ひとりの可能性と真摯に向き合ってまいります。
◆おまけ◆
発表会の準備も、いよいよ最終段階に入りました✨
今年も、当ピアノ教室恒例「シンガポールのピアノ教室初」にチャレンジします。

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて35年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。





