こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
昨日、体験レッスンへのお問い合わせ経由で、え?っと首をかしげるようなメッセージを受け取りました。
そこには深刻な内容が書かれており、私に助けを求めていたので一瞬身構えましたが
よくよく読んでみると話の信ぴょう性自体も疑われるし
真偽に関係なく、見ず知らずの私が、時間と労力を割いてまで、ご丁寧に首を突っ込む必要はないと判断したので、申し訳ないのですが
そのままスルーしました。
末尾が、こんなふうに不自然だったのも「もしかして詐欺??」と疑惑を強めた理由の一つです。
このままのやり取りで事足りるのに、わざわざSNSでって、おかしいなと感じませんか?危ない、危ない💦
実は、当ピアノ教室ではお問い合わせフォームから、時々レッスンのご依頼に併せて、ピアノについてのご質問をいただくことがあります。
◉電子ピアノのおススメのメーカー、機種を教えてください
◉アップライトと電子ピアノ、どちらがいいですか?
などのご質問は、結構多いです。
「現在、レッスンは満席なので、恐れ入りますがお受け入れができません」
とお伝えしたのちに、さらに踏み込んだご質問を、畳み掛けるように重ねてくる方も、結構な確率でおられます。
そんなとき私は
「概念的なお話や、一般的な内容の情報は、公式ブログで広く無償で提供しているので、そちらをご覧くださいね。
個別の事情を鑑みたコンサル業務が発生するような、いわゆる情報提供というより相談業務に近い案件は、有料になりますよ」
とお伝えしています。なぜなら
私が音楽に関してお伝えする情報は、プロの専門知識であり
長年にわたり、時間とお金と労力を注いで身につけてきた、いわば知的財産だからです。
長年築き上げてきたキャリアをもとにしたアドバイスなど、他のお教室では得ることのできない高度な内容や最新の情報なども含まれています。
ですから当ピアノ教室の生徒さんや保護者さんだけに提供すべきだと明確に線引きしています。それらも総括して則子先生のピアノレッスンだからです。
そして、それらに価値を置いてくださる、価値が理解できる方が、熟慮して当ピアノ教室を選んでくださっているのだと思っています。
以前、このようなメッセージをいただいたことがありました。
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日本人の先生にピアノを習っていますが、情報がないらしいです。こちらならわかるのではと伺いました。調律師をご紹介してもらえますか?無理ならば結構です。
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みなさんこれってどう思いますか?
極端な例えかも知れませんが
何かのお店を経営していて、道具や設備に不備があったときに自分で対処法を調べたり学ぶのではなく、見ず知らずの他人の同業者を利用して、都合よく情報だけを得ようとしているのと似たようなものですよね。
自らが行動するのではなく、お客様を矢面にする、しかもダメもとで….
そんなずるい姿勢は、プロとしての資質に欠けることはもちろん、それ以前に人として問題アリだと感じませんか?
これって致命的なんじゃないかしら
と、思わず呆気に取られた私って、ちょっと厳しすぎますかね。
もちろん私とて、どんなに調べてもわからない、もしくは正しいかどうかの確証がない
だけど生徒さんのために、できるだけ早く情報が必要
そんな、差し迫った事態に直面することもあります。
やむを得ず経験豊富な先輩や、その分野に知見が豊富な、信頼できる友人に甘えることもありますが、礼儀を尽くして頭を下げますよ。
「お恥ずかしい話で申し訳ないのですが、お知恵をお借りできますか」
と、親しい中でもきちんとした手順を踏むことはもちろんですし、後日改めて、目に見えるかたちでのお礼も欠かしません。
他の世界はわかりませんが、私たちの業界で、それは当たり前の常識だからです。
みなさんは
という言葉をご存知ですか?
どうやら日常生活でも、こういう気質は敬遠されちゃうみたいですよ。気をつけましょう。自戒を込めて。
さて。
本日の出張レッスンはリバーバレーからノベナを周り、ティオンバルが最終レッスンです。
お天気が危なそうなので、ショートブーツ着用でいってまいります😃
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針