こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
夏休み明け初レッスンでのこと。
自習を続けていたSくん(小学3年生)の演奏を聴かせてもらうと、後半にいくにつれ、テンポがどんどん加速していきました。
弾けるようになってきたので、指がつい、先へ、先へと動いてしまうんですね。これは
頑張ってよく練習していたことの何よりの証明ですので、いきなり訂正する指導はNGです。
一生懸命に取り組んだ結果であることに理解を示すことが大前提。
その上で慎重に言葉を選びつつ
一定の速さを保つことが大切だよ
ということを伝えます。
Sくんは、現在人気アニメの主題歌を練習しています。
軽快なリズムに乗って弾けるとカッコいいよ😃
これからは同じテンポをキープできるようになろうね
と、当面の目標を伝え、問題箇所を一緒にあぶり出し、譜面に自らしるしをつけてもらったあと、早速具体的な練習課題に取り掛かりました。
出だし極めて好調です✨
当ピアノ教室でレッスンを始めて3年目が経過し
実力が備わってきたのはもちろんのこと、自分の演奏の出来栄えを俯瞰して見る力も育ってきました。
成長を感じます✨
来年2月からは学習塾に通いはじめ、中学受験の準備に入るそうですが
ピアノは続けてもらいたい
とお母さんはおっしゃいます。
よい気分転換になると思うので
とのこと。
嬉しい限りです。
当ピアノ教室は、受験生になっても、ギリギリまでレッスンを継続してくださる生徒さんが多いのも自慢のひとつ。
昨日のレッスンでは、塾での学習を中座し、ピアノのレッスンを受けたあと、再び塾にとんぼ返り(grab使用!)と言うハードスケジュールをこなした生徒さんもおられましたが、事情を伺わなければわからないくらい
清々しい表情
を浮かべていて…😆さすがだなぁ、立派だなぁと感心しきりでした。
話を戻しましょう。
Sくんが目指すテンポは120。
この速さは
元気になる速さ
として一般的によく知られています。
「負けないで」
などの応援歌も、意識して120のテンポで作曲されています。
「Sくんの演奏を聴いて元気になってくれるなんて素敵だよね?!」
そう語りかけたとき、Sくんの瞳がキラッと光ったのを、則子先生はしっかりと見届けましたよ✨
ピアノを学びながら優しい心にも磨きをかけているSくん。
より良い仕上がりを目指して練習の日々は続きます。
◆おまけ◆
一時帰国のおみやげをいただきました。ありがとうございます😊
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針