こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
当ピアノ教室では発表会の準備が現在着々と進んでいます。
第28回目となる、2024年の発表会の開催日は12月1日、日曜日。
場所は、いつもの日本人会です。
どなたも自由にご観覧いただけますのでぜひ遊びにきてくださいね。
💎うちの子、ピアノを習ってます
💎これからピアノを習わせようかなって思ってます
💎生の演奏を我が子に聴かせたい
そんな方々は、ぜひお見逃しなく😃
さて。
本日登場していただくのは、当ピアノ教室でピアノを習い始めて4年目に入った7歳のMちゃん。
楽しいホリデーを終えてシンガポールに戻ってきたばかりです。
Mちゃんが発表会の初舞台を踏んだのは、レッスンを始めた翌年の2021年、4歳のときでした。
ちなみにコロナ禍の2020年のシンガポールは、ステージでの発表会開催が全面禁止でしたが、当ピアノ教室では、独自に企画したハイブリッド発表会を打ち出し、シンガポール中のピアノ教室が揃って発表会を断念する中で唯一、新たな形での開催を実現させました。
2024年のMちゃんは、7歳に成長し、もうすっかり発表会の準備の手順もわかっていて慣れたものです。
グーンとお姉さんになりました😃
さて、ここからは、ピアノの発表会で学べる最も大切なことについてお話します。
発表会を経験して身につく力として、一般的によく言われるのが
💎人前で何かをするのに度胸がつく
💎ここ1番の本番で実力を発揮できるようになる
などです。
もちろんそれらも、とても大切なことに変わりありませんが
私が指導の現場で最も着目しているのは
ステージに上がるまでの練習のプロセス。そう
【発表会】というのは、当日の1回の、本番演奏だけを指すのではないんですね。言い換えると
本番までの練習の日々も全て含めて発表会という一大イベント
なのだということ。
コツコツと積み上げてきた先に本番があるということを知る
そこで
最後までやり抜く力を養う
というのが私の目指すピアノの発表会の最終ゴールです。
この視点が抜けていると、結果だけにこだわってミスがあった、なかったといった小さなスケールでしか演奏を評価することができなくなり、音楽の本来の力を感じ取る感性を養うことができません。
これはとてももったいないことです。
これまで、シンガポールでの30年以上のピアノ指導のなかで、実に様々なドラマがありました。
発表会では、どの生徒さんも、普段より少し難易度の高い曲に挑戦しますので、取り組み方の方法も普段のレッスンの課題のときとは当然異なります。
生徒さんの心理状態も違いますしね。
進捗状況をみながら、また、一人一人の心と身体のコンディションに合わせて、進度をその都度、細かく調整しますので、最初の計画通り、目論見通りにいかないことだっておのずとありますが、私にとっては
それも含めて想定内
そして
必ず発表会の本番で、最高の演奏ができるように責任を持つ
これが則子先生の指導です。
当ピアノ教室では、これまで
✅仕上がっていないまま発表会当日を迎えた
✅おうちの方に練習を丸投げにした
ということは一度もありません。ここには絶対の自信があります。
一つ一つの指導について、おうちの方に詳細を説明をすることはありませんが、生徒さんとは連携が取れています。保護者の方は、時に何がどう進んでいるのかわからないと、本番までヒヤヒヤするかもしれませんが💦
お伝えしたいことは、シンガポールで30年以上、この世界で生き抜いてきた則子先生に
どうぞお任せください!
ということ。もう、これに尽きます。
早い時期に仕上がっていれば安心と思う方….要注意ですよ⚠️
なぜなら、出来栄えのピークが前にきてしまうと、本番で思うように実力が出せなくなるからです。簡潔に言うと
演奏がダレてしまうんですね。
練習への意欲が下がることがその主な原因です。
もうできたからいいや
全部弾けたから、もう大丈夫
と、無意識のうちに、本人もおうちの人も過信してしまうのです。本番はまだ先なのに….
これでは困りますよね。
ですので、当ピアノ教室では、そんなことにならないように、発表会当日が1番の最高の出来栄えになるように慎重に計算して指導をしており、本番まで緊張感を保つ工夫をしています。
このあたりのさじ加減は、言葉で説明することは難しく、やはり経験に勝るものはないなと毎回実感します。
そして….
発表会では、指導者自身のレベルや、きめ細やかさ、丁寧さ、心がけの程度が、バッチリ露呈してしまいます。特に顕著なのは
ピアノを弾くときの指の形や姿勢
ですね。
発表会のような大勢を目の前にした場では、誰もが緊張していますので素のままがでてしまい隠せません。寸前の練習で「ステージではこうしてね」と、付け足しのように教えても、もう遅いのです。
そもそも、子どもは、ピアノに限らず1度や2度教えただけでは、すぐに忘れてしまうのが普通ですので
付け焼き刃は通用しないということです。
話を進めてきたところで
先日のレッスンでのMちゃんの様子をご覧いただきましょう。
背筋がピンと伸びて、演奏の最後も、きちんと丁寧におさめているのが分かりますか?✨
この日は、ステージでのご挨拶も披露してくれましたよ。
ポーズは自分で考えました。(ここではナイショ😊)可愛くって思わずきゅんきゅん💝
本番が楽しみです。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針