こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
当ピアノ教室で親子3人(お父さん&お嬢さん2人)レッスンを受けておられるYさんご家族のもとに、ネコちゃんがやってきました。
はじめまして✨ミロくん(4ヶ月)です。
ぐっすりとお休み中🤡
前回のレッスンでは、レッスンが始まると、そーっと近くに寄ってきたかと思うと
ピアノの横にある棚の下にもぐったまま…熟睡してしまいました💤
どうやらミロくんは、ピアノの音が気に入ったようです。
よかった✨
当ピアノ教室の生徒さんは、猫や犬、ハムスターなどがいるご家庭が常時何組かおられます。
則子せんせーは、動物のアレルギーはありませんし (ブタクサと、一部の抗生物質には若干アレルギーがあります 笑)
仲良しになるのも得意な方なので、ペットがいるご家庭もご安心くださいね。
今日は猫の聴覚について、少し掘り下げてみたいと思います。
ネコの耳は、とても敏感です。
猫は身体機能がとても優れていますが、そのなかでも聴覚の良さは抜群で、音を聞き取る聴力は人間の4~5倍ともいわれます。
耳が良いということは、外敵の存在に一早く気づき身を守ることができるメリットがあります。
加えて、効率的に狩りをするのにも役に立ちます。
わずかな音から獲物の動きを察知して一瞬で飛びかかり、とらえることができるからです。
さらに「可聴域」が広いのも特徴です。
可聴域とは、聞き取ることができる音の周波数の範囲のことです。
周波数=Hz/ヘルツは音の高い低いを示す基準として使われている単位で、聞き取ることができる周波数は生物によって異なります。
【可聴域の比較】
◆ 人間 20~20,000Hz前後
◆犬 65~50,000Hz前後
◆猫 20~60,000Hz前後
このように比べてみると、猫は動物のなかでもかなり幅広い音の聞き分けができることがわかりますね。
猫の耳は集音器?
猫の聴覚が優れているのは耳の仕組みに由来します。
「耳介」と呼ばれる耳の三角形の部分には筋肉があり、音のする方向に向けて自由に動かすことができます。
「耳介」は集音器のような役目を果たし、ささいな音でもキャッチして内耳や聴神経へと伝えられるようになっているのです。
ところで
みなさんは、猫が何もない、誰もいないところをじっと見つめていると、そこに「人には見えない」「何か」がいるのではないかしら? と不安になることはありませんか?
あれは、人間には聞こえないほど小さな音や周波数の音を拾って反応している可能性が高いのだとか。
声をかけたときに耳だけピクッと動かすことがあるのも、こちらの声をキャッチしようとしているためです。
時々「うちの猫は声をかけても反応してくれない」とぼやく飼い主さんがいますが
関心がなさそうにしながら、実はしっかり聞いていて
ちゃーんと聞こえている上での塩対応😆
こんな気まぐれさも、猫の魅力だったりしますね。
時々後ろを振り返りながらミロくんの存在を意識して、優しく美しい音を出そうと努力していたのは、次女のMちゃん (小学1年生) 。
もともと慎重な性格ですが、前回のレッスンでは新しい曲の難しいテクニックにも自ら果敢に挑戦して、ご両親も、その変化にビックリ!!!!!
一方で、負けず嫌いの長女のWちゃん(小学4年生)は、一段高いスキルをマスターすべく、静かな闘志を燃やし、根気よく課題に取り組みました🔥
2人とも、ミロくんが聴いていると思うと、ピアノでも、もっとパワーが発揮できるみたい。
体は小さくても、存在感は超Bigですね。
そういえば以前、こんな生徒さんもいました。
さぁ、もっと上手になって、ミロくんを、いっぱい喜ばせてあげましょう♬
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
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