こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は最初に、当ピアノ教室でピアノを始めて約半年のSちゃん(7歳)をご紹介いたします。
この日のレッスンは、お母さんがご用があって不在だったため、お父さん(初対面!)が、にこやかに対応してくださいました。
日頃から、とても「しっかりさん」のSちゃん。
お母さんがいなくてもいつも通り順調にレッスンが進みました。
ノートもやったね💕
お宅を後にしたあと、次のレッスンに向かうタクシーの中から 、お母さんにお写真と演奏動画を送ると、早速こんなすてきなご返信が届き、心が温かくなりました。
ほっぺた😃
母親ならではの視点ですよね✨
この日のレッスンの最後には、則子せんせーの伴奏で「春がきた」を一緒に歌いましたよ。
「楽譜がなくても伴奏ができるのですか?」
生徒さんが童謡を歌うたびに、おうちの方から、驚いたような表情で尋ねられるのですが
知っている曲は、楽譜がなくても弾けますし
知らない曲も、メロディ譜があれば、その場で伴奏だってつけちゃいます。
そのとき、そのときの雰囲気で弾くので、演奏は一回一回違います。
❤︎今日は明るく華やかに
❤︎今日は、しっとりと柔らかく
こんな具合です。
本来、ピアノ指導のプロならば、幼稚園で子どもたちが歌う曲の伴奏くらいは、チャチャチャと臨機応変にできてあたりまえ💪
さらに則子せんせーは、おうちの方が気がつきにくいところで、一段上のテクニックを駆使しています。それは何かと言うと
お子さんの地声に合わせて、その都度、微妙にキーを変えながら伴奏をつけること😊
通いの音楽教室のグループレッスンでは、このような対応は、当然不可能ですよね?
たかがおうた。されどおうた。
当ピアノ教室で幼児さんや低学年の児童さんに童謡を歌ってもらう目的は、単に「南国暮らしの子どもたちに、音楽を通して日本の四季を感じてもらう」情緒的な側面だけにとどまりません。
こんなところも、ワンランク上のピアノレッスンとしての価値を保護者の方々に実感していただけるポイントだったりするのですが
え、どうして、わざわざ、そんな面倒なことをしなくてはいけないの?
と思った方に、少しご説明しましょう。
みなさんは、今どきの令和時代の子どもたちの声が、昭和の子どもたちに比べて低いことをご存知ですか?
実際、新しく生まれている子ども向けの歌のキーは、最近のお子さんの地声の音域に合わせて低く作られています。
ですので、むかしから伝わる童謡を、オリジナルの高さのまま歌うと、お子さんによっては、高さが合いません。
どういうことが起こるかというと、俗にいう
音痴
という状況になってしまうんですね💦
ちゃんと音程が取れないのは、その子の耳や歌唱力に問題があるのではなく、そもそもキーが合ってない、その音を声にして出しづらいということが、実はよくあります。
うちの子、音痴かも??
と、ガッカリしている方はおられませんか?
決めつけるのは早いです。
これまで私は多くの「もしかして音痴ちゃん?」を絶望の淵から救い出し、コンプレックスを解消して、お歌大好きっ子に育て上げてきました。
聞いた通りに声を出すって、子どもにとって大人が思う以上に難しかったりするのですが、ちょっとしたコツを知り、適切なトレーニングをすれば、徐々に音程が取れるようになるのですよ。
ピアノに限らず、まず、何が起きているのか事実を客観的に知ることから教育は始まります。
このあたりの知識は専門的な音楽のお話になってくるので、ここでは省略しますが
則子せんせーは、指導の現場で普段から多くのお子さんたちに接し(幼稚園、小学校の一クラスの人数よりはるかに多いです)
よ〜く一人一人を観察していて、性格のみならず特性も把握していますので、信頼してお任せください。
さて。最後になりますが、子育て世代のお父さん、お母さんへ、ピアノ指導のプロからのアドバイスをお伝えしますので、ぜひお役立てください。
音感をつけるために、わざわざ時間を割いて特別なカリキュラムを受講したり、早期教育に走る必要などありません。
情報をいろいろ集めていると
〇歳までに〇〇をしないと手遅れ
と言うような煽り文句をあちこちで見かけると思いますが、うっかり商業ベースに乗っかってしまわないように気をつけてくださいね。
お子さんは一人一人違います。
年齢によって成長を横並びで判断するような粗野な扱い方では、その子の持ち味を存分に活かし、伸ばしてあげる指導など無理です。
また、みなさんはリトミックという言葉を聞いたことがあると思いますが、実際にどんなことをするのか、どんな効果があるのかを、きちんと理解していますか?
巷には、幼児さんのレッスンに、リトミック的エッセンスを使うピアノ指導者も多いせいか、リトミックでまず下地を作って、楽しんで音に親しんでおけば、ピアノ上達に将来有利….
と、無条件に盲信している方もおられます、
それは全く間違いとは言い切れないのですが、そもそもリトミックと幼児さんのピアノレッスンは、内容や目指している目的、方向性が全く違います。
保護者の方にその知識が不十分ままで、見切り発車的に、単純に勢いだけで進めてしまうと、後々
こんなはずではなかった
という結果を招く恐れもありますので、ぜひとも慎重に。
こんなふうに、専門家の立場からの見解を述べると、「則子せんせーは、リトミックを否定している」と勘違いして、極論を導き出す方がおられるかもしれませんが、決してそうではないので念のため😃
ピアノをお子さんに習わせると決め、お教室を選ぶ際は、まず「何がしたいのか」方針をしっかりと定め、情報を精査しましょう。
充分に調べ、よく理解し、知識を得た上で判断なさることを強くオススメいたします。
ちなみにヤマハ音楽教室は、楽器が弾けるようになる、音楽を通じて心健やかな子どもを育てるための専門機関で、全世界で長年の実績があります。
所属している講師陣は音大、大学院卒以上の実力がある方ばかり。
実践力が問われる認定グレード試験に合格しなければ、どんな立派な学歴があっても、2年目以上の契約は更新することができないのですよ。
厳しいですが、お子さんの音楽人生を預かるのですから、当然といえば当然です。
幼児さん向けのグループレッスンでは、シンガポールでも日本と同じように、導入期といえども1人一台ずつ、エレクトーン、ELB-02を使わせてもらえます。
子どもにとって、これほどの贅沢はありませんね✨
鍵盤楽器を使うことに加え、歌ったり踊ったり音感やリズム感を養うトレーニングも含まれますが、それはリトミックとは一線を画した、独自のカリキュラムです。
シンガポールでピアノ指導30年のプロが自信を持ってお勧めする【4歳、5歳の幼児さん向けグループレッスン】をご紹介します。
話が逸れてしまいましたが….
則子先生も、ヤマハ音楽教室で愛情深く育てていただいた1人です。
当ピアノ教室では、出張個人レッスンの強みを最大限に活かし、お子さんに最適な環境で、一人一人のペースに沿って、じっくりと着実に力をつけていきます。
ピアノを習っていく過程で自然と音への感性が研ぎ澄まされ、生まれもった長所が際立ち、さらに大きく自分に自信がつき、笑顔が増えるレッスンです。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。