こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は、まず最初に結論からお話しましょう。
ピアノが上手くなるためには反復練習が必要です。
その理由を、脳科学の観点から考察してみたいと思います。
人が何か新しい知識や行動を覚える時、 脳の中ではどんなことが起こっているのでしょう。
神経細胞(ニューロン)と神経回路(シナプス)がつながることで記憶が定着します。
シナプスは電子回路のように網目状に広がっていて、ニューロンから受け取った情報をそのまま流すのではなく、シナプスを大きくしたり小さくしたりして情報の伝わりやすさを変化させたりすることもできるそうです。
すごいですね!
ピアノで例えるならば、そのフレーズの練習を何度も何度も繰り返すことによって、シナプスの回路が大きく太くなった結果、いつでも、容易に情報が引き出せるようになるため、それが記憶として定着し、身体で覚えて弾けるようになります。
毎日5分でも練習をするというのはやはり意味のあることで、人間の記憶というのは、2週間以内に3回以上思い出すような行動を起こせば、より記憶として定着すると言われています。
そしてさらには、脳が一度に覚えられる容量というのは決まっているらしく、ピアノの練習でいうと、曲のレベルにもよりますが、大体3〜4小節くらい。
まずは右手だけを2〜3回練習し、その次に左だけを2〜3回練習、そしてその後に両手で2〜3回弾く練習を継続すると、少しずつ確実に、効率よく覚えていけるそうですよ。
つまり、たとえ右手の練習だけだったとしても、何小節も一気に弾いて、それを何回も練習するというのは、脳が記憶できる容量を大幅に超えているため、結果的には効率の良い練習法にはならず、できるまでに時間がかかってしまうということ。
ただひたすら回数をこなすだけの反復練習は、練習したという達成感は得られるかもしれませんが、問題の解決にはなりません。
ピアノの練習は、よりよく弾けるようになるためになるためにするものですよね?
そう、いうまでもなく、結果が出なければ、いくら練習しても意味がありません。
何のための練習なのか、何を目指しているのかを明確にして意識しながら練習に取り組むことことが重要というわけです。
ピアノを習い始めたら、できるだけ早いうちから繰り返し、繰り返しの反復練習に慣れておくことは、将来、長くビアノを続けるうえで大切な心構えの一つです。
当ピアノ教室では様々な工夫をして、リトルピアニストたちが楽しみながら反復練習ができるような仕掛けをしていますよ。
もっとやりたい!
そんなお声が続出。
当ピアノ教室でレッスンを始めて約半年のAちゃん(6歳)は
❤︎おゆびのかたちに気をつけて
❤︎ゆっくり数えながら
たくさん練習することができました。
えらい!!
さぁて、どのシールにしようかなぁ✨
迷った末に、この日はプリンちゃんのシールを選びました。
一時帰国の時、ヤマハ銀座店で入手してきた、サンリオキャラクターが集合したシールは、今、女の子の生徒さんに大人気です。
男の子は、YAMAHAロゴのゴールドメダルが安定した人気を誇っています。
みんな、まるで示し合わせたように、入手困難な、珍しいシールに反応します。お目が高いね😃
次々と猛スピードで減っていくので、また調達しなきゃ💦
みんなの笑顔が見たくて、選ぶのが楽しくて仕方ない則子せんせーです。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。