こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子です。
爪が伸びているとピアノがうまく弾けませんよ。
先日、小学生の生徒さんのレッスンで、いつもと違う指の動きだなぁと感じたので、弾き終えたあと指先を見せてもらうと
案の定…..
爪が少し伸びていました。
音を出すたびに鍵盤に爪が当たって、カチカチ鳴ってしまうのが気になって、無意識に指を寝かして、指の動きも小さくなっていたので、普段ならしないミスを連発していたのです。
爪が伸びていたからなのだと気がつくと、ハッとした表情で
レッスンまでに切ろうと思っていて、すっかり忘れてました💦
よくあることです。
しかし、「今日はしょうがないね」と、このまま続けていても、何回弾いても弾けるようにはならず、生徒さんのストレスは溜まる一方です。
急いで切ってもらいました。
小学生ですから、もう自分でちゃんとできます。
2、3分ほどで完了し、スッキリした表情でピアノに向い、速いパッセージもうまく決めることができました。
これからは気をつけようね♬
幼児さんの場合は、則子せんせーが爪を切ってあげることも多いです。
切っていると、幼稚園での出来事などを、耳元でこっそり打ち明けてくれたり…..
距離が近くなるからでしょうか。普段はあまり聞くことのできない貴重な情報を得られることもあるので
そんな時は、絶好のチャンスとばかり、指導にしっかりと反映させてもらっています(笑)
それにしても、子どもの爪はあっという間に伸びますよね。
「爪切りをしよう」といって、素直に「うん」といってもらえればよいですが、「いやだ~」といいながら逃げ回られたり暴れられたりして一苦労するというお話を聞くことがよくあります。
子どもは、どうして爪切りを嫌がるのでしょうか?
感受性豊かなお子さんの中には、爪を切るのを見ていたら手を切られるような想像をしてしまって、実際は痛みはないのに痛いような感覚がすることがあるようです。また
「手を強く押さえるのが痛い」
という声もききます。なるほど。ここは意外な盲点かもしれません。
爪を切るときは、子どもの手が動かないようにしっかりと持ちますよね。そうして手を強く持たれるのが痛い、イヤだというのです。
どんなに慎重にしていても、あ、切りすぎてしまった!ということだってあるでしょう。
大人でも深爪になってしまうと、しばらく痛みますよね。
一度でも痛い体験をすると、「爪切りは痛いこと」と、しばらく記憶に残ることもあるようです。
ピアノを弾くには、爪を短く切り揃えておく必要がありますが
当ピアノ教室では、ただ単に短くではなく
よい爪を育てていく
という視点を最優先して、一人一人の爪の特徴や伸び具合をいつも慎重にチェックして「切りすぎない」アドバイスをしています。
切ったほうがいいのかな?
こんなふうに迷ったときは
「ここを見てくださいね」
という、明確な見極め方があるので、お伝えしていますよ。
いつも短いから大丈夫
とは言えません。実際は爪を噛んでいたり、むしっているという問題を抱えていることもあるからです。
爪や甘皮を噛んだり、むしってしまう癖の原因は様々で、治すのには根気と努力が必要ですが、ピアノレッスンで改善への働きかけの一助になるようなアプローチが、《さりげなく》できたらいいなと考えています。
則子先生は、多くのお子さんたちの手や爪を見てきていますので、経験も豊富ですよ。
爪については以前の記事でも触れていますので、気になる方はご覧になってください。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて31年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。