こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は、ご褒美シールについてのお話です。
当ピアノ教室では、幼児さんや小学校低学年の生徒さんたちのレッスンで、曲が合格になったときや、反復練習を頑張ったときに、ご褒美シールをプレゼントしています。
ダントツ人気なのは「すみっコ」と「リラックマ」。男の子にはメダルシールも好評です。
こちらはヤマハ銀座店でしか手を入らないレアなシール。非売品です。
シール選び一つとっても、一人一人の個性がでて、大変興味深いですね。
❤︎Aちゃんは、時間をかけて慎重に選びます。
❤︎Bちゃんは、同じシリーズや同系色でまとめるのが好き。
❤︎Cちゃんは、気に入ったシールはそーっと楽譜から外して、あとで別のシールノートに保管しているようです。
❤︎Dちゃんはとにかく一番大きいの選びます。
❤︎Eくんは、この頃はあっさりしたものです。そろそろシールも卒業かな?
そういえば、かつて、こんな生徒さんもおられました。
やさしさの本質〜Sくんとのシンガポールピアノレッスンの思い出〜。
ご褒美シールについての考え方。
ご褒美シールを使うレッスンのあり方には、ピアノ指導者の間でも、賛否含めて様々な議論があります。
ご褒美の存在自体を認めないというレッスンのスタイルもあるようですが、私は、ご褒美シール賛成派の1人です。
子どもたちは、自己充足感だけではなく、周囲からの承認が得られることで【これはいいことなんだ】と学んでいきます。
そのときに何らかの形でご褒美があった方が、よりわかりやすいと私は考えます。
❤︎ これはいいことなんだよ
❤︎正しいことをやっているんだよ
ということを認めて知らせてあげるために、ご褒美は有効なんですね。決して“餌で釣る”ことではないんです。
一時帰国の日本で、新しいシールをゲットしてきたとき、特別感や期待感を持ってもらうために、レッスンの最初に「今日は新しいシールがあるよ」と見せることがあります。
すると、生徒さんの目が急に輝き出すのがわかります。その子の中で自然に、自分が達成すべき目標と、到達イメージができあがり、エンジンがかかるのです。
シールひとつとっても、それでモチベーションが上がったり、ご家庭で練習するための動機づけになったりします。
そう。結果的に、ご褒美シールは、ピアノの上達に寄与してくれる、心強いお助けアイテムの一つと言えるのです。
“わくわく感”という“心の動き”を上手にひろい上げて、音楽の楽しさ、ピアノの面白さにつなげていくのもまた、ピアノ講師としての私の役目の一つなのかなと思っています。
【番外編】
好きなところに貼っていいよ!というと、オシャレのワンポイントに使ってくれる生徒さんも多いです。タトゥの感覚なのかな? 子どもたちの発想は自由でおおらかです。
先週レッスンをスタートしたばかりの5歳のKちゃんも、そんな1人。
初レッスンでは、とびっきりのおめかしをして私の到着を待っていてくれました。アイスブルーの「アナ雪のドレス」もよく似合っていて可愛かったよ。はにかみながら腕にシールを貼って、はいポーズ♬
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。