こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
みなさんは「がんばる」という言葉を聞いて、どのように感じますか?
「がんばる」には2種類ある。
私は、このように思っています。
当ピアノ教室の方針は
頑張ることを楽しむ心を育てる
です。
単にピアノの技術を学ぶだけではなく、ピアノを習い、音という繊細な存在に触れながら豊かな感性を育て、周り人たちから愛される、思いやりのある優しい大人に成長してほしいとの願いを込めています。
「がんばる」という言葉を聞くと、途端に構える人がいます。
◆辛いことや苦しいことを歯を食いしばって我慢したり
◆やりたくないことを無理してやらなければいけない
厳しく、過酷なことが待ち受けてるかのようなイメージで捉えてしまうのでしょう。内容をよくわからないうちから
「頑張らなくてもいいんだよ」
と「守りの態勢」に入る人がいますが、私は、それってとってももったいないと思います。
当たり前のことですが、当ピアノ教室では、ピアノを弾けるようになるために、生徒さんに辛いことを我慢してもらうことなどはありませんし
則子先生も、生徒さんがイヤだと思うことを、理由もなく押し付けたり、無理強いすることはしません。
しかし一方で、指導の際に必要なことは、ごまかさずに要所、要所でキチンと伝わるように繰り返し説明し、レッスンとしての基本を守るようにします。それは先生として責任を果たすための大切な役目の一つ。
「できなくても、まだ小さいからOKよ」は、時と場合によります。今はよくても後々必ず苦労させてしまうことが目に見えている時は、しつこく何度も何度も伝えます。
昭和の時代のピアノの先生は、うまくできないと「おててパシン!」なども日常茶飯事でしたので、子ども時代のピアノのレッスンでの「こわかった」エピソードをこっそりとカミングアウトされる保護者の方も多いです。といってもシリアスなものではなく、雑談の中での笑い話ですけれどね。
当ピアノ教室の掲げている「がんばり」は
明るく
前向きで
希望に満ちた
「がんばり」。もちろん、昭和時代のような悲壮感?! はゼロですので、どうぞご安心ください♬
シンガポールの出張ピアノ教室/ある疑惑?! ( 新一年生の「アラベスク」練習動画より)
当ピアノ教室が生徒さんに求めている「がんばり」は、得意を活かし、成長するためのエネルギーとなる力。
この「がんばり」は、本人は「がんばり」だと気づいていないことが、実はとても多いです。周りから
「すごいねぇ!」
「よくそんなに頑張れるねぇ!」
と言われるものの、本人はキョトンとして
「え? そんなに頑張っているかな?」
という具合で、どこ吹く風で自覚なし。これは本人にとって得意なことだったり、夢中になって打ち込みたいものに没頭している最中だという、紛れもない証拠です。
生徒さんにとって「がんばりたい存在」の座に、ピアノが昇格できるのだとしたら、指導者としてこんな幸せなことはありません。
だから私も全力で指導に没頭し「がんばる」のです。頑張ることが楽しい! 頑張ることこそが「愛情」の証なのです♡
がんばって努力しても報われることばかりではないけれど
「がんばれる自分」を一番よく知っているのは自分自身。
そこには誰の評価も入る余地はありません。
根拠のない自信というのは、「何があっても私は大丈夫、たとえ何があっても私は変わらないし、誰かが何かを言ったとしても私は大丈夫」と思える心の強さ。
これからの時代、転んでも立ち上がるたくましさやしなやかさを持つことこそ最強だと思いませんか?
人に認められることを目的に、いくら頑張ったところで決して報われないけれど
自分がやりたいことを、とことんまで頑張り抜いた時、それを認めてくれる人は、周りに必ず現れる
私はそう信じています。
そして、そんなことをピアノレッスンを通して、生徒さんたち一人一人の心に刻み込んでいけたらいいなと思っています。
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。