こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

 

 

今日は、昨日の投稿の続編的な内容です。

 

 

 

 

昨日の投稿はこちら。

 

 

 

「がんばる」ということ。

 

 

 

私の30年来の友達、Aちゃんを、みなさんにご紹介させてください。

 

 

 

 

 

ヤマハデモンストレーター時代の同僚の1人でもあるAちゃんとはシンガポールに移住する前の20代の頃はプライベートでも親しく交流があり、一緒にコンサートに行ったり、海外旅行に行ったりした仲です。

 

 

 

 

 

香港では、お揃いの服を着て街を歩いていて双子に間違えられたことも。。。

 

 

 

 

 

気分はWinkだったのですけれど(笑)

 

 

 

 

 

 

 

今はお互いなかなか会えなくなってしまったけれど、SNSで繋がっているので、元気に、つつがなく過ごしていることをいつも嬉しく思っています。

 

 

 

 

 

現在、Aちゃんは、横浜のご自宅でピアノ教室を営むかたわら、声楽家のリサイタルでピアノ伴奏を務めたり、ライフワークとなっている、幼稚園での読み聞かせのボランティア活動に精を出したりと、充実した毎日を送っておられます。

 

 

 

 

 

そんなAちゃんが、この数年、打ち込んでいるのがマラソン。

 

 

 

 

 

 

先日参加した「Over Night みちくさ60km」では、予期せぬハプニングに見舞われましたが、持ち前の負けん気を発揮して、最後まで見事走り抜いたそうです(感涙)。

 

 

 

 

 

 

わたしは、ピアノ指導者として、生徒さん一人一人に

 

 

 

 

 

やると決めたら最後までやり抜く力

 

 

 

 

 

を身につけてほしいと、いつも願ってレッスンをしています。ピアノレッスンは単にスキルを磨くだけではなく《心を磨くレッスン》でもあるというのが私の考えだからです。

 

 

 

 

 

Aちゃんの頑張る姿から、生徒さんたちに一つのことをやり遂げることの素晴らしさを感じ取って欲しい!

 

 

 

 

 

 

そこで、ここからは、ご本人の承諾を得て、Aちゃんが、不意に襲われたアクシデントにも負けず、無事に完走を果たした当日の様子を綴った《感動ストーリー》を、ほぼ、そのままの形で引用させていただきます。

 

 

 

 

 

みなさんにも何かを感じていただければ嬉しいです。

 

 

 

 

 

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Over Night みちくさ、ハプニング-「我が家の日記」より。

 

 

 

 

 

昨日の夕方横浜を出発して、今朝早い時間に「箱根湯本」に着きました。。。

 

 

 

 

 

っといえば、普通に「立派な完走」に聞こえますが、今回は本当に色々とあった「みちくさ」でした。

 

 

 

 

7人一緒にスタート♪

 

 

 

 

15キロくらいでTさんは足の不調が出てしまい、彼女だけ運営車でワープ。。。
(ワープなんてありなんだー、初めて知りましたww)

 

 

 

 

そして27キロ付近でなんと、私が派手に転倒。。。

 

 

 

 

多分ちょっとした凸凹に足が対応できず、バランスを崩して、転ぶまで2秒くらいはあったように感じた瞬間でした。。。

 

 

 

 

みんなが「大丈夫ー?」っと飛んできてくれました。

 

 

 

 

順調に走っていただけに、もうほんとショックで泣きたくなりましたが、大人なので我慢して、「クソー!!」って心で泣きましたww

 

 

 

 

思いっきり顔から突っ込み、前歯を負傷して歯がかけてしまったのです😰 

 

 

 

 

 

結構出血もあり、どうしようか途方にくれているときに、この大会のランニングドクターS先生が、タイミングよく登場!

 

 

 

 

すぐに診てくださり、止血用のガーゼを出してくださいました。

 

 

 

 

 

それを口に噛んで、あと数キロ先にあるエイドに向けて、とりあえずみんなで歩いていきました。

 

 

 

 

 

幸い、強く打ったのは歯のみで、ロングタイツも履いていたので、膝や他の部分はまったくもって大丈夫でした。

 

 

 

 

が、メンタルはかな~りやられて、もうここでDNFかな・・・って、この時は考えていました。(注* DNF とはDid Not Finishの略。途中棄権の意味で使われます)

 

 

 

 

 

エイドに着いて、スタッフに怪我の報告をして相談すると、まだ電車も動いているので最寄駅から電車に乗りゴール地点へ行き、荷物を受け取って始発で帰る案なども提起してくれて、そうしようかな・・って思い、仲間には先に行ってもらいました。

 

 

 

 

みんながエイドからスタートした後になってから、「ここまで頑張ってきたのになぁ~っ」て、また悔しい気持ちもフツフツ湧いてきました。

 

 

 

 

 

足はまだまだ大丈夫だったので、「やっぱり棄権せず、のんびり行きます!」っと宣言して、S先生と一緒に歩いてゴールを目指しました。

 

 

 

 

浜須賀のあたりは真っ暗だったので、先生がいてくださり本当に助かりました。

 

 

 

 

 

先生と一緒に色々とお話しながら、前へ前へと5キロくらい進んでいくと・・・、なななんとコンビニ休憩している仲間に追いついたのです!!!

 

 

 

 

 

みんな心配してくれていて、「歯は欠けちゃったけど、足は大丈夫だから」っと伝え、ここからまたみんなと合流してゴールを目指しました。

 

 

 

 

 

パワーウォーク(早歩き)で行けば間に合うからと、みんなで頑張りました。

 

 

 

 

大磯の第2エイドに着き、私はまだ口中がヤバい状態でしたが、お腹は空いていたので、小さいカップラーメンをいただきました。何とか食べることができました。

 

 

 

 

 

残り20数キロ、まだまだ足は大丈夫、気持ちもだいぶ前向きになってきたので、ジャンジャン進みました^^

 

 

 

 

 

が、ここの辺りで疲労で遅れ始めたメンバーも出てきて、バラバラになり始めました。

 

 

 

 

 

小田原に入ったあたりで、最初にワープしたTさんに追いつき、彼女に声をかけながら抜いていきました。

 

 

 

 

酒匂橋で見た朝焼け、とっても綺麗でした。
この時はSさんとHさんと私の3人。

 

 

 

 

辺りもだんだんと明るくなり、小田原城も見えてきて、フィニッシュに近づき、気分も上がりました。

 

 

 

 

 


箱根ターンパイクを左に見て、激坂の話をしながら、黙々とパワーウォーク。

 

 

 

 

 

そして、ついに「箱根湯本」に到着!

 

 

 

 

 

達成感半端なく、喜んでいると、追いつこうと頑張ってきたRちゃんや不調で遅れていたWちゃんも、最後の力を振り絞って、時間ギリギリにフィニッシュ!

 

 

 

 

 

そして、2度ワープしたTさんもフィニッシュ地点に^^

 

 

 

 


またみんなで揃って、写真を撮ることができました~😀 

 

 

 

 

よく走り歩きました!

 

 

 

 

土日で10万歩です^^;

 

 

 

 

皆さん、本当にお疲れ様でした!

 

 

 

 

 

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Aちゃんのピアノ教室では、今年の秋に発表会を予定しており、現在着々と準備を進めているそうです。

当ピアノ教室と一緒ですね!

 

 

 

 

 

 

最近、コロナの影響で生徒さんが激減してしまったそうですが、Aちゃんならではのアイデアを取り入れて、工夫を凝らしているそうですよ。Aちゃんによると

 

 

 

 

 

 

『発表会は個人で弾くのと、やっぱりアンサンブルも入れたくて。人数が少なくてもできる音楽がある・・・っと思って考えて、今年は「ハンドベル」で井上陽水の「少年時代」にしました。

 

 

 

 

 

キーはFにすれば、家にあるハンドベルでできるから(^^♪

 

 

 

 

 

ピアノの伴奏も入れて、アレンジしました。
どんなふうになるか、楽しみです!』

 

 

 

 

 

とのこと。相変わらずパワフルですね。私はハンドベルは未体験ですので、とても興味があります。「少年時代」は、きれいなメロディの曲ですから、ハンドベルの響きにマッチして、ステージできっと映えて、盛り上がるでしょう。

 

 

 

 

 

 

ピアノ曲、クラッシック曲、といった枠に囚われることなく、自由な発想で、生徒さんたちに幅広いジャンルの音楽に触れてもらえるのは発表会の醍醐味のひとつで、指導者の腕の見せどころでもあるけれど

 

 

 

 

 

デモンストレーター時代に私たちが培った様々な経験が活かせる絶好のチャンスでもありますね。素敵な発表会になることでしょう♬大成功間違いなしです。

 

 

 

 

 

 

仲間が元気に活躍しているニュースは、嬉しいです。心が弾みます。励みになります。明日への活力をもらいました!

 

 

 

 

 

Aちゃん、どうもありがとう!!!!!

 

 

 

 

 

前歯が欠けるって、相当ショックだったと思います。痛みも相当あったと思います。みんなと一緒の時は心配かけまいと必死で気も張っていただろうし、笑顔で我慢ができても、1人になったら途端に脱力してしまったのではないかしら・・・あれこれ想像するとたまらくなり、胸が詰まるようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく治療の日々が続くと思いますが、どうか、くれぐれも無理しないでね。順調に回復しますように。