こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子です。
今日は、2021年5月10日に書いた記事を再投稿します。
昨日、facebookのページに上がってきた、ANAの現役CAさんの書いた、この投稿を読んだ瞬間に、遠い記憶が蘇り、襟を正すような気持ちになったからです。
この20年ほど、私は、これからのAI社会で私たちが真っ先に持つべき能力は、共感力だと感じており、レッスンの場でも、ことあるごとにその主張を保護者の方々に熱く語り続けています。これはもう理屈ではありません。
ピアノ指導者として長年、多くの子供たちの成長にじかに関わってきたから、肌感覚でわかるんですね。
時代の変化のスピードはどんどん加速しています。
親世代の処世術は、将来通用しなくなることは、もうみなさん薄々感じておられることでしょう。
どんなに優れていても「ふーん」とスルーされて、見向きもされなくなる時代が確実に来る。人口が減り、働く人の数も減り、そんな世界で最終的に問われるのは
人間力
です。
AIは正しい正解を示してくれるかも知れないけれど、世間では、正論を振りかざすことで、はからずして人を傷つけたり、調和を乱したり、おかしな方向に行ったり、関係性が歪んでしまうって、往々にしてあると思うんです。
寄り添うって本当に難しい。
そもそも人の気持ちを理解するのに完璧なんてあり得ません。
みんな一人一人違うから。
だから、その時々、その状況に応じて、目の前の人に対して謙虚に、かつ誠意を持って接し
心を配り、心を砕く。
それしかない、それに尽きると思うんですね。
CAさんは、お客様の命を預かっています。
一方で私は、ピアノ指導者として、子どもたちの「音楽の命」を預かっています。
私たちは、全く違うフィールドで仕事をしており、お互いに別の形ではあるけれど、等しく「命を扱うプロフェッショナル」であるということに変わりはない。だから今日も
自分の持ち場で
今できる事を、精一杯に頑張ろう😃
改めてそう誓った朝です。
※「Another Sky」は、シンフォニックバージョンも美しくて素敵だけれど、思い入れが深い分、オリジナルアレンジの持つ、独特の躍動感に、より強く惹かれる、則子先生です💝
シンガポール⇄日本。空でつながっている!ANA格納庫演奏〜葉加瀬氏とチーム羽田オーケストラによる「Another Sky」②
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。