こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は昨日からの続きです。
📌昨日の記事はこちら。
おとといの午後、Ticketmasterからメールが届きました。
そこには
◆外からの飲み物や食べ物を持ち込まないでくださいね
◆長い傘は持ち込まないでくださいね
◆タブレット端末は持ち込まないでくださいね
◆大きな荷物は持ち込まないでくださいね
◆お花やぬいぐるみなどのプレゼントを持ち込まないでくださいね
◆宗教的表現を記したプラカードや看板、ポスターなどは持ち込まないでくださいね
といった、シンガポールで開催されるコンサートではごく一般的な注意書きがズラッ〜と並んでおり、ふむふむと思いながら目を通していったのですが
ざっと読み進めていくと、こんな文面が….
コンサート中の、スマホによる写真、動画の撮影は許可とあります。
プロの機材を使用したり、自撮り棒での撮影はダメ、そして当然
もちろん商業目的は一切禁止されていますが
それ以外はよいようです。
わぁ、それならば、iPhoneの充電をしてから出向かなければ!
でもね。
何となく想像できるんです。
私はきっと、そんなに写真を撮ったりビデオを撮ることに夢中になることはないだろうなぁと。なぜなら、コンサートは
肉眼で直接観る
それが結局、1番贅沢なことだと思うから。
いましかない、この瞬間を目にしっかり焼き付けておきたい
のです。
カメラのレンズを通してしか残せない画像は確かにあると思います。
それでも、肉眼で見た時と同じように感動出来るかというと違うのではないかしらというのが私の自論です。
様々な意見があると思いますが、私の場合、カメラを構えて写真を撮る事に集中していると周囲の状況が見えなくなって、全体に漂う雰囲気や空気を存分に感じることができなくなってしまうんですよね。
自分の目の中にしかない
自分の耳の中にしかない記憶
それはとってもはかなくてもろいし
誰とも共有できない。でも、だからこそ
尊い✨
そんな世界観を大切にしたいのです。1人の音楽家として。
今日は最後の出張レッスンが終わったあと余力を振り絞り、オーチャード駅のストリートピアノで藤井風くんの「grace」を弾いてきます。
昨年空に旅立った友達が大好きだった曲だから。
もうこの世では2度と会うことはできないけれど、眠るような姿で横たわる彼女と、また会おうね、この次も、たくさんおしゃべりしようね、たくさん笑おうねって固く約束を交わしたあの日から
私はあなたにいま何ができる?
って、時々話しかけています。答えはないけれど、きっと喜んでくれるに違いない、そう信じてるから…
心を込めて弾きます。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針