シンガポールの出張ピアノ教室/【プロの視点】発表会の演奏、ここで差が出る!

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こんにちは。

シンガポールの出張ピアノ教室
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講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

当ピアノ教室では、講師の長年の音楽経験を活かし、発表会の練習の際、一歩踏み込んだ、ハイレベルのステージ演奏スキルやマナー指導を組み込んでいることも特徴で、保護者の方々から高い評価をいただいています。

 

 

 

最後の音を弾き終わった後の対応もその一つ。

 

 

 

ちなみにここって実は、指導者の”真の実力”がモロに露呈してしまうポイントでもあるんですよ。知識として知っておくとよいかもしれません。

 

 

 

ピアノの発表会を観に行って、演奏の最後の最後でがっかりしてしまうことってありませんか?

 

 

 

弾き終わるやいなや、パッと椅子から飛び降りるようにして中央まで歩き、ペコリとお辞儀。

 

 

 

おそらく生徒さんたちは

 

 

💎人前で

 

 

💎間違えないように

 

 

💎最後まで弾き通すという

 

 

 

緊張感から少しでも早く解き放たれたいという気持ちでいっぱいいっぱいで、自分がどう見られているか、どう振る舞うべきかまで考える余裕がないのでしょう。

 

 

 

当然ですよね😆

 

 

 

ですから普段から、こういう部分のメリハリで(お辞儀のしかたも含めて)、聴いている方の印象がまるっきり違ってくるものだということを、まずしっかり理解させた上で、具体的にどうすればいいのかをきっちりと教えなければならないのですが…..

 

 

 

指導者自身に充分な演奏経験がないと、この領域まで気がまわりませんし、大切さにも気がつくことができません。

 

 

 

人前での演奏では、いつも以上に最後の休符、フェルマータ、ペダル、終止線の上のフェルマータ、手の戻し方などに、ことさら注意をはらい、丁寧に弾き終わるように意識しましょう。

 

 

 

演奏のが、グーンと違ってきますよ。

 

 

 

「終わりよければすべて良し」という言葉がある通り、終わり方の印象はとても重要です。

 

 

 

📌ではここで豆知識をひとつ

 

 

最後の音符についたフェルマータに注意しましょう。

 

 

フェルマータがあるとき、首や身体を揺らしたり、足で拍を数えるお子さんがいますが、これはNGです。

 

 

そもそもフェルマータとはイタリア語で「停止」という意味です。

 

 

音の流れを止めているのに、身体が揺れているのはおかしいですよね。

 

 

では、どのくらい停止すればよいのでしょうか?

 

 

フェルマータはその音符または休符を「倍に伸ばす」と指導します。

 

 

しかし、これはきっちりと、測ったように、というわけではありません。

 

 

3倍4倍の方がしっくりくる場合もあるし、ほんの気持ちだけということもあり、あくまでもケースバイケース。

 

 

 

弾き手の心地の良いところまでということで、最終的には、一人一人の感性にゆだねられているものなのです。

 

 

 

というわけで、こちらは

 

 

 

昨日のレッスンで終わり方をみっちり研究したIちゃん(小学6年生)。

 

 

 

 

 

 

たくさん動画を撮って、腕の角度などを自分の目で一つ一つ確かめながらチェックしました。楽しかったね✨

 

 

 

エレガントな仕上がりにご本人もママも大満足です😍

 

 

 

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。

 

 

頑張ることを楽しむ心を育てる 

 

当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上心と音楽を学ぶレッスンです。

 

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。

プロフィール
 
 当ピアノ教室の指導コンセプト(教育理念)について

 1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
 
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