シンガポールの出張ピアノ教室/たくさんのご視聴ありがとうございます。

こんにちは。

シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation

講師の
塚越 則子（つかごし のりこ）です。

 

 

先日の投稿でご紹介した「タッチポイント」の動画の再生数が伸びています。

 

 

やはりここは、ピアノを習っていたら誰しもが気になる”ポイント”ですよね。

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/【動画あり】タッチポイントを知ろう🎶

 

 

ピアノを弾くときの指の形がうまく決まらずに伸び悩んでいる

 

 

 

もしくは

 

 

 

どうしたらいいのかわからない

 

 

 

画面越しのたくさんの人たちの、切実な苦悩が伝わってくるようで、思わず切なくなってしまった、則子先生です。

 

 

 

あぁ….直接助けてあげられたら、どんなにいいでしょう😭

 

 

 

当ピアノ教室では、日本からのみならず、シンガポール内の他のピアノ教室から「なんらかの問題を抱えて」移られてくる生徒さんもお引き受けしているのですけれど

 

 

 

基本中の基本のことを、意外にも(?)しっかりと学んでいない方が多いなと愕然とすることが、実はよくあります。

 

 

 
そして、それを指摘すると、なんと生徒さん自身がそれを知らないという…

 

 

 

指の形にしろ、スラーやスタッカートなどのアーティキュレーションにしろ

 

 

 

ピアノを弾く上で必要不可欠なことを、幼児の導入期のゴールデンタイムにしっかりと身につけないまま進めてしまうと、あとで必ずつまづいてしまい、自信を失って、その先へ進めなくなることは指導者ならば、身をもって痛いほど実感しているはずなのに

 

 

 

とりあえず

 

 

 

まぁ、今、それで良ければ

 

 

 

そんな声が聞こえてきそうな弾き方に接するたびに、指導者に直接問いただしたい気持ちになってしまいます。

 

 

 

あなたは本当に、本心から”それでいい”と感じているのですか?

 

 

 

目の前の、この子のことを”真剣に”考えていますか?

 

 

 

と。

 

 

 

できないのは生徒さんの資質の問題ではありません。

 

 

 

できないから、その道の専門家から指導を受けているのですから。

 

 

 

指導者にはできるようにしてあげる責任があると私は考えます。

 

 

 

最初からスッとできる、自然にできてしまう子も、もしかしたら存在するのかもしれませんが、おそらくそのような子は、周りだけではなく、本人でさえも否が応でもハッキリと認識できてしまうほどに「恐ろしく突き抜けた」「たぐいまれな天才」でしょう。

 

 

 

ちなみに私はこれまでの30年あまりの指導で、たくさんの優秀な子どもたちを育てる機会に恵まれてきましたが、そのようなお子さんに接したことは一度もありません。

 

 

 

当ピアノ教室の生徒さんたちの歴代の卒業生には、努力して努力して、さらに努力して、一つ一つ積み上げながら、自らの力で多くのことを手中に収めてきた、生命力あふれる子どもたちが大勢揃っていることが私の誇りです。

 

 

「うちはプロにさせるつもりはありません」は免罪符?

 

 

一方、先へ先へと進めることこそ全てと信じ切り、固執するご家庭では、基礎の大切さを軽く扱い、それでもなんとかなるものだとの先入観から抜け出せずに、アドバイスも受け流し、とかく頑なな印象があります。

 

 

 

そのような方々は残念なことに「あんなに熱心だったのに」唐突にピアノ見切りをつけ、「自爆」してしまうケースが多いのも特徴です。もったいないことです。

 

 

 

少々厳しい表現になりますが、噛み砕いた説明を試みても抵抗を示し「ピアノは、あくまでも趣味の一つだし」「ピアノで身を立てていくつもりではないし」と、プロの見解に聞く耳を持たず、一方的に会話を閉じる方の思考は、そもそも着眼点がずれています。

 

 

 

たとえば

 

 

 

お習字を習っていて「止め」「はね」「はらい」などを注意されたときに

 

 

 

うちは、別に書道家にさせるつもりはありませんから!!!!

 

 

 

という発想になるでしょうか。

 

 

 

「プロにさせるつもりはない」と断言して限界を設けることは、我が子の将来の生き方の選択肢を狭め、成長を阻むことを意味するということにも、ぜひ冷静に思いを馳せて欲しいと思います。

 

 

 

知らず知らずのうちに情報弱者になっていませんか?

 

 

 

ということです。

 

 

 

今の時代、昭和の頃と同じニュアンスの価値観の中で生きていて一生安泰だと信じていたら、みすみす大きなチャンスを逃してしまうことだってあるんですよ。

 

 

 

時代は大きく変化しています。そしてそのスピードはどんどん加速しています。

 

 

 

これまでの「人生の成功パターン」は全く通用しない世の中を私たちは生きており、子どもたちは、親の知らないところでも学校生活などを通じて、それぞれのペースで日々社会性を磨き、最新のテクノロジーにも触れています。

 

 

 

成長の過程で、ともすると親よりも、周りの大人よりも秀でていることだってあるやも知れません。気がついていないだけで….

 

 

 

常に時代の変化を感じとりながら、その時々にできる最善策を考え抜き、時に軌道修正を繰り返しながら臨機応変に行動できるかできないかで、子育ての質は大きく変わり、ひいては子どもの将来の可能性にも影響を与えかねないことを、ぜひ知っていただきたいのです。

 

 

 

ですから今、出来ない事を恥ずかしがったり悲観する必要は全くありません。

 

 

 

 
なぜなら、それは

 

 

 

 
出来なかったのではなくて「知らなかった」

 

 

 

 
ただ単純に、それだけだからです。「知らなかった」ということを自覚できたのならば、そこから先が本当の学びのステージです。
 
 

 

 

自分にできないところこそ、大きく成長する「伸びしろ」✨

 

 

 

当ピアノ教室のレッスンは、ピアノを学ぶことを通して身につけたことを武器に、これからの時代をたくましく生き抜いていく力を育むレッスンです。

 

 

 

※2024年の新規生徒さんのお受け入れは終了いたしました。

 

 

 

こちらの公式ブログでも再三お伝えしておりますように、当ピアノ教室はこの数年満席の状況が続いており、新規の生徒さんのレッスン開始まで少々お時間をいただく状況となっております。

 

 

多くのお問い合わせをいただいているにもかかわらず、ご希望に添えることができずに大変申し訳ございません。

 

 

昨日も、小学2年生の女の子のお母様からご連絡を頂戴しましたが、スケジュールがいっぱいいっぱいのため、現在は調整がつかない旨をメッセージでお伝えしました。

 

 

 

誠心誠意を尽くしたつもりですが、ご返信はありませんでしたので気分を害されているかもしれません。

 

 

 

お役に立てず、本当にごめんなさいね😭

 

 

 

発表会を2ヶ月後に控え、本番を意識した練習も、さらに本格化してまいりました。全てを発表会準備につぎ込む日々が続いています。そんな中

 

 

当ピアノ教室では現在、来年年明けからのレッスンのスケジュール組みを徐々に開始しております。

 

 

曜日によっては本帰国が確定している生徒さんもおられるため、大幅な変更も予定しています。新規にレッスンをご希望される方は、余裕を持ってお早めにご連絡をいただけますと、今後の見通しをお伝えした上でご要望に応じることができる可能性が高まります。

 

 

 

何卒ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。