こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今年もまた、大切な記念日を無事に迎えることができました。
何を隠そう
32年前の6月10日は、則子せんせーがシンガポールに単身移住をした日です。
シンガポールでのキャリアデビューは1992年。Goodwood Park Hotelでのピアニストの仕事でした。
そこで、顔馴染みになったお客様から指導の依頼を受けたことがきっかけで、ピアノの先生としての私の歴史が始まりました。
宣伝等は一切せずに、ご紹介のみで運営を続けてきましたが、以来32年の間、生徒さんが途切れることなく、現在に至るわけです。
明日から私のシンガポールでのピアノ指導歴は33年目に入ります。
早速、キャッチフレーズも更新しましたよ。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。
明日からの日々が、今日を境にして急に変わるわけではありませんが、毎年この日が来ると、ピンと背筋が伸びて、なんだか少し「かしこまった気分」になります。
多くの方々のお力添えにより、今の私が存在しています。
良いことも、そうでないことも
たくさんの笑いも涙も
全てが血となり肉となって、私の一部であることを改めて実感するたびに、熱いものが込み上げてきます。
みなさんは、シンガポールの日本人コミニュニティの出張ピアノレッスンの成り立ちを知っていますか?
今でこそ、出来上がった雛形をそっくり踏襲する形で、シンガポール国内で、生徒さんの自宅て教える日本人の方がずいぶん増えましたが
私が指導を始めたとき、日本人で、生徒さんの自宅に出向いてピアノレッスンをしている先生は誰もおらず
則子せんせー1人だけ
だったのですよ。
発表会にしてもそうです。
日本人会の会館が今の場所に移った最初の年から、毎年欠かさずピアノの発表会を開催しているのは、当ピアノ教室だけです。
そう。シンガポールで「出張ピアノ教室」を一番最初に始め、現在の形を作ったのは、則子せんせーなのです。
今年の発表会の日程も無事に決まりました!
普段、ピアノ指導に携わっているシンガポール在住の日本人の方達と直接お会いしたり交流する機会はなかなかありませんけれども
ゼロから苦労して作り上げてきた「出張ピアノレッスンの形」「ピアノ発表会の基本スタイル」をシンガポールの日本人コミュニティに根付かせ、広めてくださだっていることに、この場を借りて心よりお礼を申し上げたいと思います。
私がシンガポールに移り住んだ頃は、まだインターネットも、いえ、携帯電話さえ普及していない時代でしたので、情報を得るには時間を割いて自分の足で出向き、実際に目にして、体験して確かめるしか方法はありませんでした。
土地勘もなく、英語にも自信がなく、何もかもが不慣れな中、たくさんのトライ&エラーを繰り返してきました。
ただ、ひたすら夢中で、道なき道を手探りで突き進んできた。
だから私は、なんでもネットで検索すれば解決する便利な時代になった今でも、より良いレッスンの実現のため、生徒さんたちの成長のために、身体を張って行動することが当たり前に身に染みついているので、全く苦になりません。
たくさん恥もかいたし笑われたりもしました。
だから余計なプライドを捨てて大胆なチャレンジだってできる。
それが、パイオニアとしての私の強みです。
コロナが蔓延して、当たり前の日常が失われた時も捨て身の覚悟で挑みました。頭の中にあったのは
いま、自分の持ち場から音楽家として、ピアノ指導者として、できることに無心で取り組もう
ということだけ。
損しないように、人よりうまく立ち回ろうとか
他の指導者たちがどう動くのか、まずは様子を見てからとか
そんなことに私は全く興味がありませんでした。
それが功を奏し、結果、当ピアノ教室はシンガポールで唯一、状況に即座に対応し、オンラインに授業を切り替え、コロナを理由に休講せずにレッスンを続行した【時代をリードしたピアノ教室】として保護者の方々から高い評価を受け
未曾有の危機が迫る状況下でも、生徒さんの心の安定のために、独自のアイデアを駆使し、ピンチをチャンスに変えるべく、危機管理能力の開発やIT機器の操作法など、一段高い学びを加え、生徒さんたちの成長に貢献することに成功したのです。
音楽の力の偉大さを痛感した数年でもありました。
明日からの日々も、シンガポールの日系ピアノ教室の礎を築いた存在としての名に恥じないよう、より一層の努力を続け、自らのバージョンアップを図りながら
シンガポールで、他の誰にもマネすることができない
唯一無二の、とびっきり贅沢で、熱く、未来に価値あるピアノレッスンを、みなさんに提供していくことをお約束します。
◆最近の則子先生の音楽活動の一部をご紹介しましょう。
🌺ヤマハシンガポールの最高責任者からのオファーを受けて、プラザ・シンガフーラのヤマハシンガポール本店で、多機能型電子ピアノ「クラビノーバCVP-909」のデモンストレーション演奏をしました。
🌺ヤマハデモンストレーター時代から約30年にわたり、公私ともに親しくお付き合いをしている明美先生と、エレクトーン&ピアノのデュオのユニットNoA Projectを結成しました。
2023年の発表会のステージ演奏を皮切りに、オーチャードの駅ピアノなどにも挑戦しました。今後も新企画が目白押し。勢いに乗って公式YouTubeチャンネルも開設しました。(チャンネル登録、ぜひよろしくお願いします!)
「やりたいことは 先延ばしにしないで “いまやる”」のがNoA Projectのポリシー。
本気の遊びほど、心躍る楽しいものはないと心から実感する昨今です。
キャッチコピーは
💖元気に明るく、かわいらしく💖
リモートデュエットとは思えない、息の合った演奏が自慢です。
何しろ30年以上のお付き合いですからね。ガッツリ年季入ってます(笑)
いつも温かい応援を、ありがとうございます😃
さて。
記念日に便乗して、ついカッコいい言葉ばかりをズラズラと並べてしまいましたが…(笑)
明日は、先日実施した、NoA project 初となった音楽合宿で収録した演奏の第2弾をお届けいたします。
第1弾はこちら。
今回はなんと…NG特集もありますよ😆
則子せんせーも明美先生も、みなさんと同じように、もっともっとうまくなるように努力を続け、日々練習を欠かしませんが
時にはミスもすることを知って、どうぞ大いに笑ってください!!!!!
そして、自信を持って日々の練習に励んでもらえたら嬉しいです💝
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針