こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は、えんぴつの持ち方についてお話します。
え?
それってピアノと全然関係ないんじゃない?
と思われた方にとって、今日の内容は必見ですよ😃
当ピアノ教室では、レッスンの中で、正しいえんぴつの持ち方の指導もしています。
なぜなら、ピアノの上達と密接な関係があるから。
必要だからこそ、真剣に、根気強く取り組んでいるのです。
もし子どもが現在ピアノを習っている、もしくはこれから習わせようと思っているご両親の中に、我が子が変なえんぴつの持ち方をしていて、いくら注意しても直らない! と悩んでいる方がおられたら
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正しい持ち方は何のため?
本当に必要?
できないとダメなのかな?
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という原点に戻って、ぜひ一緒に解決策を考えてみませんか?
今からでも遅くありません。
当ピアノ教室では現在、この春転入されてきた、小学校高学年の生徒さんのえんぴつの持ち方の改善にも取り組んでおり
ほぼ完璧に近づいていますよ。
正しいえんぴつの持ち方のポイントは親指と人差し指の使い方にあります。
そう。
もうお気づきですよね。
この2本の指でえんぴつを「つまむ動作」は、ピアノを弾いているときの指の形と共通しているんです。
〜正しいえんぴつの持ち方〜
●親指と人さし指で、えんぴつをつまむ
●人さし指を鉛筆の削り端から0.5cm~1cmほどの位置に置く
●親指は人さし指より少し後ろに置く
●中指は下から支える
●鉛筆をギュッと握らないよう指の力を抜く
●手のひらに卵が入るくらいの空間をつくる
当ピアノ教室では、宿題の内容や練習の時にフォーカスすること、また週ごとの目標などを、テキストに自分で書き込んでもらいます。
先ほどのお写真をもう一度ご覧いただきますね♬
💎正しいえんぴつの持ち方を習慣づける
💎自分で書くことで、より深い自覚を促す
効果をねらっています。
よくある間違った持ち方はこんな感じ。
見つけたら即座に注意します😃
自分で書き込む習慣をつけると、習った漢字を使いながら自分なりの言葉で文章をまとめたり、要点ごとに色分けしたりなど、頭を使ってまとめる力も自然に身についてきます。
これらはお勉強にも即、応用できるテクニックですよね。
えんぴつを正しく持つことのメリットは見た目の良さだけではありません。
「なぜ幼児期のうちから正しい鉛筆の持ち方を身につけることが重要かというと、そこには
子どもたちの能力を引き出す、たくさんのメリットがあるから
例えば、正しい持ち方をしていると、手指の可動域が広がるので、文字をキレイに書くことができます。
書くことに自信がつくので、ノートをとることが苦にならず、学習意欲が高まります。
一方で書くことに自信がないと書くことが面倒になり、雑、やる気がないという印象を与えてしまい、周りからの評価が下がってしまうこともあるかもしれません。
ほかにも、正しい持ち方には、手指に余計な力がかからないので、疲れにくく、早く、キレイに書けるなどの利点があります。
当ピアノ教室では単に「ピアノが弾けるようすれば、それでいい」とは考えていません。
ピアノレッスンを通じて一人一人の成長に役に立ちたい✨
ですから
えんぴつの持ち方一つにしても
「別にいいんじゃない」と放って置いたり、軽く受け流すことは、指導のプロとして抵抗があるのです。
えんぴつの持ち方に自信がないお子さんは、程度の差こそあれ、何らかのコンプレックスを抱いています。
また、指摘されることにうんざりしていることを則子せんせーは多くの子どもたちと接してきて、よく知っています。
ですので、正しい持ち方を強要したり無理強いをすることはしません。
しかし
「正しく持てるようになるとピアノも上手になるんだよ、知ってた?」
そう伝えると、目を丸くしてハッとしたような表情を浮かべ、どの子も急いで直そうとします。
全員がです。
信じられないかもしれませんが、これが現実なのです。
直すきっかけを待っていたのかもしれませんね😃
えんぴつの持ち方を直すことが、まさかピアノの上達に繋がるなんて、これまで想像したこともなかったことでしょう。
うふふ❣️
生徒さんに新たな気づきを与え、自発的な行動を促すことも指導者の重要な役目の一つなのですよ。
もっとよくなりたい、もっとよくしようという意識が内側からこみ上げてきたら、直るのはもう時間の問題。
当ピアノ教室では、このほかにも
ピアノとは関係ないことみたいなのに、なぜ則子せんせーは熱心に取り組んでいるのですか?
ということが多々あると思いますが、続きはまたの機会に。
◆おまけ◆
ラタトイユが食べたい気分だったので、早朝から張り切って作りました。
さつまいもを入れるのが私流。
素材を活かして、味付けはフランスのお塩のみでシンプルに。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針