こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
最近、ホントに暑いですね〜
ニュースによると、バンコクでは昨日、なんと52℃を記録したそうですよ。
想像を絶する数字に、思わず絶句してしまいました💦
もし、バンコクで出張ピアノレッスンをするとしたら、移動だけでもかなり体力を消耗して、1日の終わりにはグッタリして倒れ込んでしまいそうです。
というか、こんな過酷な環境下では、おそらく継続は無理でしょう…
南国暮らしも長くなり、暑さには相当慣れているつもりですが、最近のシンガポールの暑さも半端ないですね。
知らず知らずのうちに身体に負担を強いているはずなので、こまめな水分補給や日傘で徹底的にガードするなど、レッスン間の移動では、いつもよりも警戒レベルを引き上げた行動を心がけ、レッスンが終わったらスマホ断ちを決行したり、できるだけ早く休めるように家事を手際良く片付けるなど、体調管理のための小さな工夫をしています。
何かあっても誰かが代わってレッスンに行ってくれるわけではありませんからね。
心身ともに万全に整えて、日々のレッスンに全力で臨むことを、とにかく最優先にして日常を過ごす習慣が、自然と身体に染みついているのです。
最近のマイブームは、ココナッツウォーター😃
さて。
来たる6月10日は、私の来星記念日です。
1992年の6月10日にシンガポールに移住し、ピアニストの仕事をしているときに
うちの娘にピアノを教えていただけますか?
とお声がけいただいたのがきっかけで、そこからご紹介、ご紹介でご縁が広がり現在に至ります。そんな経緯ですので
当ピアノ教室は、これまで生徒さんの募集をしたり、広告や宣伝を出したことは一度もありません。
そう。まず会社を最初に設立して「経営ありき」の他の音楽教室やピアノ教室の運営と、成り立ちからして大きく異なる点も、則子せんせーのシンガポールでのピアノ指導の歴史の特徴のひとつなのですが
おかげさまで、最初の1年でスケジュールはみっちり埋まり、以降、常に満席の状況が続いております。
本当にありがたいことです。
お役に立てるのであれば。
当ピアノ教室の姿勢は、開講当時から一貫しています。
おそらく私は、これからも音楽漬けの生活をしていくと思いますが、指導に関して申し上げると
生涯現役
などと派手に宣言をしたり、がむしゃらにしがみつくつもりは全くありません。
なぜなら、自分の欲望(生涯現役)を満たすためにレッスンするなんて、本末転倒だと感じるからです。
厚かましいとさえ思ってしまいます。
昨今は、ピアノ教室の世界でも、コンサル業が盛んで「あなたの夢を叶えましょう」「生きがいを見つけましょう」といった謳い文句で、ピアノが得意な人や、音楽の道を断念した人たちに「ピアノの先生」になることを促し、ビジネスに参入させようと勧誘する記事を見受けますが、みなさんは、このような市場の流れをどうお感じになりますか?
もし私が親の立場だとしたら
夢のために行動するのは素晴らしいし応援するけれど…..ちょっと待って!
その「手段」にうちの子を使うのですか?
と、その「あざとさ」に正直とまどってしまいます。。。
わざわざ取り立てていうまでもなく、子どもにピアノを教えるということは、その子の音楽人生を一手に引き受ける責任と覚悟を背負うということ。
フワフワとした甘ったるい気分で務まると思ったら大間違いです。
お役に立てるならば喜んで✨
私は、これからも、一人一人との出会いに感謝しながら更に精進を重ね、一つ一つのレッスンに真心を込めて、これまで培ってきた知識や技術をフル活用し、日々の指導に情熱を注いでまいります。
アラカンと言われる年代に入りましたが、ピアノの先生は自営業なので定年退職がありません。
ただし途中で体調を崩したり怪我をしたら即、そこでおしまい。
心と身体の健全さを保つ努力を怠らないことが、ピアノ指導のプロとして生きる第一条件であることを常々実感しています。
幸せだからこそ、大事故や体調不良を回避できて、33年も続けることができた!
私の細胞がいま、大声でそう申しております😃
生徒さん、おうちの方々のおかげです❤️
音楽の神様にも感謝しなくてはいけませんね。
さて、最後になりますが
シンガポールで出張ピアノ教室を運営し、指導歴33年目を目前にして心掛けていることを一つお伝えしたいと思います。
限りのある時間だからこそ、すべての時間を有意義に使い切っていきたい。
だから私は、プロとして必要のない我慢は、できるだけしないように意識しています。
「ごめんなさい」
「できません」
と言うのは、ちょっと勇気がいることですが、ほんの一瞬のことです。
我慢して自分の気持ちにウソをついて関係に歪みが生じるよりも、一瞬の勇気を選ぶことで気がかりが一つ減るのなら、そのほうがずっといい。
私はピアノ指導のデリバリーサービスを島内で展開しているロボットではありません。
瞬間移動はできませんし
どんなに頑張っても、ご意向に添えない状況もあります。
交渉に応じることが困難な内容もありますし
私もみなさんと同じく、血の通った生身の人間です。
あなたが嫌なことは私も嫌だと感じ、あなたが辛いと思えば私だって辛い。
わかり切ったことだけれども
同じ明日は2度ともうやってこないから
私は、これからも限りある大切な時間とエネルギーを、同じ方向を向いている、価値観の合う人たちに捧げていきたいと思います。
心ふるえる瞬間を共に作り上げて、喜びを分かちあっていきましょう✨
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針