こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
先日、ネットニュースを拾い読みしていたところ、元スパイスガールズメンバーのヴィクトリア・ベッカムさんの50歳を祝うバースデーパーティーにメンバーが集結し、大ヒット曲「STOP」を振り付きで歌い、会場が大いに盛り上がったと書いてあるのを見て
約20年前の出張レッスンの記憶が一気によみがえりました。
ヴィクトリア・ベッカムの誕生日パーティーでスパイス・ガールズが再結成 全員でパフォーマンスを披露
リバーバレーのTIARA に住んでいた、あやこちゃん、ななちゃんの仲良し2人組から
今年の発表会で2人で一緒にダンスをしたい✨
とのお申し出を受けたのは、2人が小学3年生のときです。
ピアノの発表会でダンスはありですか???
普通ならば、おそらく即座に却下でしょうが
当ピアノ教室は違います。
いいね、おもしろいじゃない😃
と、すぐに快諾して、具体的な話し合いに入りました。
そう。
則子せんせーは、まだ誰もやったことがない、新しいことへの挑戦を前にすると、俄然やる気が増して、パワーがみなぎるタイプなんです🔥
「どんな曲がやりたいの?」
と尋ねると
\スパイスガールズ/
と、声を揃えて【ユニゾン】で答えが返ってきました。
「ああ、”STOP”がすごく流行ってるよね」
と言うと、2人は驚いたように顔を見合わせて
「先生、知ってるの?」
と叫んだので、思わず笑ってしまったことを覚えています。
2000年ごろというと、まだスマホが世の中に浸透していない時代でしたので、情報の入手の仕方も今とは随分違っていました。
そういえば今、ニトリが入っているビルは、かつてHMVだったのですよ。
店頭では最新ヒット曲が常に流れていて、一階の売り場では新譜のCDを自由に視聴することもできました。
J-POPのコーナーもありました。
「STOP」を知ったのはどんな経緯だったのか、今となっては全く思い出せませんが、街のあちこちや、レッスン間の移動で利用するタクシーで流れているラジオでも頻繁にかかっているのを耳にするうちに自然と覚えていたので
伴奏を担当することになっても、PVを確認したり楽譜に起こすことはせずに、2人のダンスに合わせてアレンジをしながら準備を進めました。
このくらいの曲ならば音符が頭に浮かぶし、ピアノに向かえば弾くことができるので「耳コピ」なんて大げさに構える必要はありません😃
今回のニュースで懐かしくなって、初めてYouTubeで検索をかけて、オフィシャルPVをじっくりと試聴してみたのですが…..
ああ、なんということでしょう。
20年来の謎がやっと解けました!
あの時、 ダンスに「ある小道具」を使いたいとの提案が突然あり、「どうして?」と訊いても、2人はクスクスといたずらっぽい表情で笑うばかりで、不思議でたまりませんでした。
おうちの方も首を傾げるばかりだったのですけれど
すべての答えは、このPVの中にありました。
一生懸命、真剣に、ひたすらフラフープの練習を繰り返していた2人の姿が目に焼き付いています。
まるで昨日のことのように感じますけれど
え💦
あやこちゃんも、ななちゃんも、もう30歳をとっくに過ぎているなんて
ウソでしょう????
時の経つのは本当に早いですね😅
みんな元気かな?
この年のプログラムは、中学2年生だった「絵美ちゃん」が作成してくれました。
司会を担当してくださったのは、当時シンガポールで放送されていた日本語ラジオの人気DJ、児玉菜穂子さんです。
国内で大ヒットしていた、モー娘。の「Loveマシーン」を演奏したのは、当時小学6年生だった「さちちゃん」。
ご自宅からエレクトーンEL-90を持ち込んでの渾身の演奏でした。最初から【ここでの暮らしは一年だけ】と決まっていた「さちちゃん」にとって、この発表会は、シンガポールでのエレクトーンレッスンの集大成でした。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針