こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
昨日レッスンだったEちゃん(小学1年生)。
双子の兄妹のSくんが、学校から帰ってきて体調が思わしくなかったため、ご相談の結果
急遽、2人分、1時間のレッスンを受けることになりました。
やる気満々。
ちょうどよかったね😃
という感じで、じっくりとお指の形の見直しにも取り組みましたよ。
ノンストップで1時間、集中してよく頑張りました。
🎼修正前。
🎼修正後。
🎼修正前。
🎼修正後。
どうですか?
みなさんには違いがわかりますか?
Eちゃん、Sくんは、当ピアノ教室でピアノを習い始めて3年目。2人揃って仲良く順調に上達を続けています。
5歳のとき、レッスンをスタートした時は、インター系の幼稚園のエンリッチメントクラスで鍵盤に親しんでおり、音符やリズムについてなどの知識も少しだけありました。
他のお教室から移ってこられた生徒さんのお指の形について気になったとき、それとなく尋ねてみると
んー、習ったばっかりの頃は言われたけれど…
というお声が多くてギョッとします。なぜなら
指の形は、レベルが上がってきたら、その都度、細かく見直していかないと、スムーズに上達できないから。
そもそも、指導者ならば、指の形の大切さは耳にタコができるくらい、事あるごとに指摘され、骨身に染みているはず。
そうやって育てていただいたから「今」があるのですよね?
「自分が、かつて歩んできた道」を振り返ってきたとき、そこには厳しくも愛情と情熱に満ちた、恩師たちの顔が次々と思い浮かびます。
問題解決を先延ばしにしたり、目を背けたまま先に進むと、今は良くても、将来、必ずどこかでつまづいて、上達が頭打ちになってしまいます。
そうなったらもう、悲しいかな…先に進むことを諦めるしかありません。。。
上手になって、曲が難しくなれば、指の動きも比例して難しくなるため、ピアノを弾く以上、指の形はずっとついて回ると言っても過言ではありません。しかし
今までとは違うテクニックが求められたときも、基本の形が崩れないように意識して演奏することは、決して簡単ではありません。
上達すればするほど、気にしなければいけないことが、考えなければいけないことが、たくさん出てくるからです。
音楽は動いていますから、一瞬でそれをこなせるようになるには
根気よく
ていねいに
時間をかけて
取り組む姿勢が求められるのです。
当ピアノ教室の指導では、リトルピアニストたちに、基礎の大切さを自覚してもらい、自発的に「より良くなるためにがんばる」気持ちを引き出す指導にも重点を置いています。
先生に言われたからやる
では、身につきません。
これはピアノに限らず、勉強も同じですね。
一人一人がきちんと理解して、腑に落ちるまで、身近な例え話でユーモアを交えながら説明することも、則子せんせーならではのユニークな指導法です。
カデンツの三和音を弾くときのお指の形を修正したあと
❤︎音がもっとでる
❤︎すっごくきれいになった
と嬉しそうな表情で気持ちを伝えてくれたEちゃんから
「わたし、今日、もしかしたら、先生が帰ったあともピアノ弾くかもしれないよ」
との\爆弾発言/が飛び出しました。(Eちゃんによると、普段は、毎日20分くらい練習する “だけ” だそう)
嬉しくなって、帰り際に、お母さんにそのことを話すと
わぁ、カッコイイ✨
と拍手と共に大歓声。
その様子を見て、得意げにダンスを踊っていたEちゃん。
帰宅してすぐのレッスンでも元気いっぱい。普段の2倍の長さのレッスンを受けた後も、まだまだ余裕の笑顔です😃
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。