こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の 塚越 則子です。
昨夜
日本列島は今季最強の寒気に覆われており、特に日本海側は今後も降雪が続き、警報級の大雪になる恐れあり
との報道をテレビニュースで観ました。北陸地震の被災地での様子が大変気がかりで目覚めた朝です。
起きてすぐに調べてみると、案の定、叔母やいとこの住む福井でも、いくつかの警報が発令されていて、まだ降り続いている様子でした。
そんな中
歌手のMISIAさんが、炊き出し支援のためにライブ翌日に能登を訪れ、手渡しでカレーを配ったとの記事を見つけ、一気に心に灯りがともった、則子せんせーです。
公式サイトによると、MISIAさんは全国ツアーで1月20日、21日にサンドーム福井(福井県越前市)でライブを行い、「もっと被災者の力になりたい」と公演翌日に能登半島地震の被災地に入り
福井のライブ会場から運んできたツアーグッズのタオルなどを直接手渡しながら、「体をお大事にしてください」「辛い中でも希望を持つことを忘れないでね」と、1人1人に声をかけ、現場に居合わせた多くの被災者の方々と会話も交わしたのだそうです。
MISIA公式サイトによると、MISIAさんにとって石川県は、2011年に石川県津幡町で「MISIAの森」がスタートして以来、縁の深い場所。
今回の炊き出し実施に向けて、事前に地元自治体や避難所と入念に調整した上で被災地に入りました。
被災地で数多く炊き出し支援を行ってきた団体の協力を得て、珠洲市と能登町の避難所となっているそれぞれの学校で昼食と夕食、計500食分のカレーを配ったのだそうです。
こんな話を聞くとすぐに【売名行為】だと斜に構えた意見を述べる方々が一定数おられますが
率直に申し上げて、そんな見方しかできないって、とても気の毒だなと感じてしまいます。
純粋で崇高な想いを素直に受け止めることができないと、幸せを感じることも上手にできない気がします。
ところでみなさんは
ライブ翌日に、アーティストがどれだけ疲れているか想像したことがありますか?
私は、海外での演奏の経験などがあるとはいえ、MISIAさんのように何万人規模のステージに立ったことはありません。しかし
緊張感に満ちた本番を終えたあとの、日常生活では決して味わうことのない次元の疲労の感覚を、これまで数えきれないほど経験しています。
できるならば何もしたくないです。できないです、そもそも動けないです。。。
ただ、どんなに疲れていても弾くことへの情熱は尽きることがないのが、自分でも不思議ですが(笑)
ですので
今回のMISIAさんの支援は、いい人ぶるとか、カッコつけるとか、そんなうわべだけのポーズで決してできることではないとはっきり断言できます。
支援活動に限らず、自分の知らない世界のことを「だって知らないし」と切り捨てたり、「まぁ、そんなもんじゃない?」と軽く、適当に扱うのではなく、想像力を働かせながら、敬意をもって接する
そんな、人としての感性や品格が、美しい音、生きた演奏を育んでいくことに繋がると信じていますが
みなさんはどのようにお感じになりますか?
さて偶然ですが、昨年発動した明美先生とのNoA Projectで、現在練習中の連弾曲の中にMISIAさんの楽曲があります。
メロディを歌わせることが難しい😆
簡単そうに見えて、実は奥が深い。
まさにそんな曲ですので、美しく奏でられるように、さらに気合を入れて弾き込んでいきたいと思います❣️
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。