こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子です。
本日は、出張レッスンから離れた話題です。
シンガポール人カップルの結婚披露宴に出席するために、セントレジスシンガポールを訪れたところ、ピアノが設置されていました。
オーチャードのはずれに位置するセントレジスシンガポールは、オープン当時からラグジュアリーさを全面に打ち出しているホテルとして有名ですが
2018年6月12に行われた史上初の米朝首脳会談において、金正恩第一書記が宿泊したホテルとしても、一躍脚光を浴びました。
カクテルパーティが始まると、どこかからピアノの音色が….
音のする方に歩いていくと
この方は、新郎のおじいさまです。
なんともダンディですよね✨
ジャズを中心に、親しみのあるスタンダードナンバーを気持ちよさそうに奏でておられました。
こんなふうにサラリと弾けたら素敵!を体現するかのような、憧れを絵に描いたようなお姿です。
ピアノを弾く手をずっと止めず、ノンストップで演奏されていたので、音を出すことは遠慮しましたが、今まで大勢の人たちが弾いてきたピアノらしい、深みのある響きのピアノでした。この次に訪れたときは、私も何か弾いてみよう♬
シンガポールでは、ホテルに置いてあるピアノでも調律が甘くて、音を出した途端にめまいがしてしまうようなピアノが多い中
さすがセントレジス❗️
細かいところこそ手を抜かずにとばかりに、ピシッと整えてあることに、一流の心意気を感じました。
ヤーム、セン!
シンガポールの中華系の結婚式では恒例の、この掛け声を久しぶりに聞き、思わず涙がでそうに。。。
広東語で「乾杯」を意味する「飲勝(ヤムセン)」。
「ヤム」の部分を息が続く限り長く引っ張って、最後に「セン!」と大声で短く叫ぶのが、昔からのしきたりです。
2023年は、新型コロナウイルスの影響で結婚式を延期してきたカップルが次々と挙式し、ホテルのボールルームの予約は、年内軒並みいっぱいだと聞きます。
ゲストは、500人ほどおられたでしょうか。
新郎新婦は揃ってお医者様です。業界内の有名外科医など、列席者には国内を代表する若手医師がズラリ。
当たり前の日常がやっと戻ってきたことを改めて実感した夜でした。
和服を着ました!
今回、長年交流のある、新郎のご両親からのお招きでしたので
ホテルの格も考慮し(ドレスコードの指定はフォーマル)
装いは迷わず和装を選びました。
海外に暮らす私たち日本人にとって、やはり和装は最強。どんなドレスよりもインパクトがあり、喜んでいただけます。
おめでたい席ですので、お着物の地色や草履、バッグに至るまで全て金で統一しました。
どうでしょう、似合ってますか?
2015年の、市川海老蔵さんのシンガポール公演のときも和装で伺いましたよ。
久しぶりの正装で身も心も引き締まりましたが
美味しくて、楽しくて、お話も弾み、つい食べすぎちゃいました…😆
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。