こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子です。
昨日、6月10日は、私の来星記念日でした。
たった1人でチャンギに降り立ち、ここで生きていくと決めた日からちょうど31年が経過し、本日から32年目の新たなシンガポール生活の歴史がスタートしました。
そのときは、こんなに長くいることになるとは全く想像していませんでした。
実は先週、レッスンに関していくつかのハプニングに見舞われ、緊急で対応に追われた1週間だったのですが
おかげさまで何とか解決の目処が立ち、昨日はいつもの土曜日と変わりなく、午前中から出張レッスンを開始し、帰宅してから夕方、夜のオンラインレッスンまでの全てのスケジュールをつつがなく終え、ほっと一安心で今日を迎えることができました。
私は小学生で演奏デビューして以来、45年以上、ずっとノンストップで音楽の世界で生きております。
あら、お歳がばれちゃいますね(笑)
こんな私だからできること、それは
音楽一筋に、真剣に打ち込む姿から、何かを感じてもらうこと。
当ピアノ教室は、音楽のプロを養成することを目的とした専門機関ではありません。
だからこそ、指導者として第一に優先していることは
心を育てる
という視点。
ピアノの技術を伝えるだけのお教室なら、シンガポールにもたくさんあるけれど
則子先生のレッスンはピアノ以外のことも学べる
レッスンで学ぶことは他のことにも通じると感じる
そう言っていただけることは、大変光栄なことです。
今でも迷い、もがき、苦しみ、時には失敗することだってあるけれど
カッコ悪いところも含めて私なのだと受け入れることができるようになったのは、大きな意味で言えば「成長」なのかしら?
これからも音楽を続けてきた中で経験したことをレッスンに惜しみなく活かしながら、生徒さんの一人一人の成長に貢献していくための努力を全力で続けていきます。
生徒さんたちを愛する気持ちは、シンガポール中の誰にも負けません。
昨日、偶然にも、当ピアノ教室の卒業生の1人、あのんちゃんが、留学中のイギリスの大学を卒業したとの嬉しいお知らせが届きました。
あのんちゃんが通っていたUCL(University Collage London )は、多くの機関の調査において満遍なく高い評価を得ている、言わずと知れた世界トップクラスの名門校です。
留学前は、楽しみにしていた高校の卒業式もキャンセルになり、憧れのキャンパスライフもコロナの煽りをまともに受けましたが
右も左もわからない
誰1人知り合いのいないロンドンで
本当によくがんばった
これ以上ないほどの濃い経験を手に入れたはず
とのお母さんのお言葉に心から共感します。
あのんちゃんがピアノを始めたのは5歳のとき。
15歳でレッスンを離れるまでの10年間、学業との両立に苦労しながらも、一切手抜きをすることなく、そのとき、そのときにできるベストを尽くして目の前のことに一生懸命に取り組んできた、努力家のあのんちゃんです。
「なちゅなゆ」
「とんきごう」
「すかったーと」
あどけない口調が今も聞こえてくるようで….
はにかんだような笑顔には幼い頃の面影がそのまま残っていて、お写真を眺めていたら、一緒に過ごした時間の思い出が蘇り、涙腺が一気に崩壊してしまいました。
国連で働きたい✨
夢の実現に向かって、力強く歩みはじめたあのんちゃん。私も負けてはいられません。
32年目も、1人でも多くの奏でる喜びの実現のために頑張ります。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて31年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。