こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
Yくんのバッハの「メヌエット G dur」の練習が最終段階に入りました。
大好きな曲に挑んできた、この数ヶ月。
「メヌエット」には、パッと見ではわからない「特殊な指使い」や「持続音」などの高度なテクニックが、あちこちに潜んでいますが
頑張ってコツコツと練習を積み重ねて、それらをひとつひとつ制覇してきました。
せっかく有名な曲を弾くのですから、中途半端ではなく、一段レベルアップした仕上がりを目指してこそ価値があるというもの。
「好きなこと」のためなら驚くようなパワーが出せるのが子どもの凄さです。
小学4年生のYくんは、真面目で努力家です。
《落ち着いて》《粘り強く》物事に取り組むことができ、《集中力が高い》ことも強みの一つですが、ピアノを学ぶ過程で、さらに、それらの長所に磨きがかかってきたようです。
ピアノを習い始めたのは、小学1年生の終わりと、決して早くはなかったけれど、自覚が芽生える年齢にスタートしたことが功を奏し、一歩ずつ着実に実力をつけて、夢に向かって進歩を続けています。
ピアノレッスンは早く始めたからいいという単純な図式は成り立ちません。
一人一人個性も違えば特性も違います。
最適なタイミングを見極めることの大切さを身をもって証明しているYくんです。
Yくんは、自らのチャンネルを持つ、少年YouTuberでもあり、シュールなアニメを精力的に配信している一方で
ピアノの世界では、クラッシックを中心の正統派の路線を貫いており、数年先に弾いてみたい憧れの一曲を聞くと
ショパンのノクターン
と、即座に答えが返ってきました。ドラクエの壮大なテーマ曲にも惹かれるそうで、いつかお父さんと弾いてみたいと夢見ているそうですよ。
はやくオクターブが届くようになりたいね!
めざせ、鍵盤界の貴公子!
愛犬「ピアノちゃん」に見守られながら、普段の練習にも熱が入ります。
ちなみに、ピアノちゃんのお名前の由来は、脚の毛色。
幼犬の頃、指先にはっきりと入っていた、鍵盤の黒鍵白鍵のような模様は、今は少し薄くなったけれど、お気に入りの場所はピアノの椅子の下ですっかり定着しました。
ブレてしまったけれど、いつもこんな感じ♬
名前の通り、ピアノの音色が大好きな、穏やかでおとなしく、賢いワンちゃんです。
レッスンに伺うと、いつも体全体で喜びを表現して大歓迎をしてくれますよ。
濡れたような瞳で、上目使いに見つめられると、たまらないです♡
手厚くきめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて30年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。