こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
旧正月あたりから雨がちで、肌寒い日が連日続いているシンガポール。
夜が明けて、ようやく常夏の日差しが戻ってきたかと思いきや、出張レッスンが始まる午後の時間帯になると雲行きがあやしくなり、まだまだ油断ができない毎日。
最近では、先日の投稿でチラッと触れた《長靴系ショートブーツ》で出かけることがめっきり多くなりました。
移動中のタクシーやMRT車内は、外の気温とは関係なくエアコンがきつく、肌寒い日は身体が冷えるので、防寒対策にもなって重宝しています。
さて、数日ぶりに薄日が差した先日の朝、大人ピアノレッスン生、Sさんから届いたメッセージには、2枚のお写真が添えられていました。
お仕事で訪れたラッフルズプレイスの街並みとフラトンホテルのお飾りです。
美しいものをお裾分け
楽しいことを分かち合う
そんな気持ちを自然に形にできるって、とても魅力的だなと改めて思います。
お仕事の出先から、お忙しい合間を縫って送ってくださったのだと思うと、たちまち心が温かく満たされました。
思いやりの心は、良い演奏には欠かせないものです。
え、そんなの関係ないんじゃない?!
と思った方。
同じ曲を弾いても、どこか何かが違う
あの人の音ってきれい
そんなふうに感じることってありませんか?
いい演奏に共通しているのは、聴いてくださる方へのハートがあるということ。
独りよがりではいけません。また
どんなに技術を磨いたところで、音やリズムが正確な事だけを追い求めていては、それは音楽ではなく、単なる音並べになってしまいます。
音には、その人の 心根 が現れます。
上手、下手、初心者、ベテラン、関係ありません。
心根とは、心の一番奥底にある本当の気持ち、本心、本性、真情のこと。
人の心は目に見えません。
同じように、音も目に見えないし、触れることはできません。だからこそ
音は、とても正直に心を映し出すのです。
真摯にピアノと向き合い、コツコツと努力を重ね、心を大切に、丁寧に扱っていたならば、ピアノはいつか必ず期待に応えてくれますよ。
Sさん、朝から素敵なプレゼントを、どうもありがとうございました。
気持ちが一気に華やぎました♬
メッセージの最後には、お互いにエールを送り合った私たちです。
次のレッスンも楽しみにしてますね。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。