こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日ご紹介するのは、小学6年生のKちゃんです。
Kちゃんは、当ピアノ教室で初めてピアノを習い始めて、今年で5年目。
クラッシックを基本とする一方で、ジャズやJ-POPなど、音楽のジャンルの垣根を超えて、ボーダーレスでピアノを学びながら、自分だけの奏でる楽しさの世界を積極的に追求している
今どきのピアノレッスン生
のお1人です。
当ピアノ教室のリトルピアニストたちの憧れの存在でもあるKちゃんは、優しくて面倒見がよく、年下の生徒さんたちからも慕われている人気者でもあります。
2022年11月に実施した、第26回目の発表会では、ショパンの「華麗なる大演舞曲」を堂々と演奏しただけではなく、オリジナル曲の弾き語りも披露し、会場を沸かせました。
✨あんなふうに弾けるようになれたらいいな✨
と、Kちゃんを目標にして、日々の練習に励んでいる幼稚園生や低学年の生徒さんも。
現在Kちゃんは「トンデモワンダーズ」の仕上げに入り、メトロノームに合わせながらテンポを上げた練習をしています。
筋力を養うためのウォーミングアップ教材として使用しているのは、「ブルグミュラー」です。
「ブルグミュラーを最初に弾くと、指がほぐれて速く動く気がします」
とはKちゃん談。
さすが鋭い分析力!
バッチリ使いこなせているようですね。
「何に」「どこに」効くのか、きちんと意識しながら弾くことで、効果は2倍にも3倍にもなりますよ。
実は、一般的には意外と知られていないことですが
「ブルグミュラー」は曲集ではなく、練習曲です、
その証拠に、タイトルには「25の練習曲」と必ず表記されています。
こちらはピアノ経験者にはおなじみの全音出版社のもの。
一方こちらは、出版社はヤマハミュージックエンターテイメントホールディングスのもの。
出版社が違っても曲の内容は同じ。違うのは解説や楽譜の段数、紙の種類(厚さや色味)などです。
「ブルグミュラー」は、単なる指の訓練だけではなく、美しい旋律と陰影に富んだ和声、そして詩的な情緒を通して、ロマン派の神髄に触れるための「心の準備」をしてくれる稀有な教材でもあります。
「アラベスク」「やさしい花」「天使の合唱」「貴婦人の乗馬」…..
どれも大変魅力的な曲ばかりですよね?
タイトルを見てメロディが頭に思い浮かび、懐かしく感じた方もおられるのではないでしょうか。
❤︎ピアノのレッスンにおいて、これだけは 身につけておくべき様々な要素が学べる。
❤︎それでいて、子どもにも親しみやすく、 弾いても聴いても楽しい作品が並んでいる。
多くのピアノの先生が、時代を越えてピアノ教育の現場で好んで 活用する理由は、このあたりにありそうです。
Kちゃんがフィンガートレーニングとして練習に取り入れているのは「せきれい」という曲です。
聞き慣れない言葉ですが、これは鳥の名前です。
曲を聴いてみると、確かに鳥のさえずりのように聴こえます。目指したいイメージは
軽やかに
明るく
それではKちゃんの、躍動感あふれた演奏をお聴きください♪
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。