こんにちは。
シンガポールの出張専門ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子(つかごし のりこ)です。
本帰国を前に、カウントダウンが始まったレッスンがあります。
夏休み明けの出張レッスン。
久しぶりにお母さまとお会いしました。
「先生、お久しぶりです!」
笑顔で駆け寄ってくださり、自然にハグ。
でも、お母さまは、決して気持ちに余裕がある状況ではありません。
家には引越しの段ボールがぎっしり。
本帰国は決まっているけれど、まだ新しい家は、なかなか決まりません。
不安も多く、落ち着かないことでしょう。
それでも、終始笑顔を絶やさず、ピアノレッスンにも、いつもと変わらず向き合ってくださいました。
そんな姿を見て、
「ああ、こういうところにこそ、その人が出るんだな」
と、改めて思いました。
大変なときにも、人に優しくできること。
自分のことで精一杯になりそうなときにも、周りへの心配りを忘れないこと。
そこに、そのご家族の持つ温かさが、自然と表れてくるのだと思います。
そして私も、
「そういう人でありたい」
と、強く感じました。
長く子どもたちの成長を見ていると、ピアノのレッスンは、単に「ピアノを教える時間」ではないと感じます。
進級、受験、転校、他のおけいことのスケジュール調整…
そして、本帰国。
子どもたちの成長のそばには、いつもご家族の暮らしがあります。
シンガポールでの暮らしは、変化の連続。
想定外のことだってあります。
だから私は、レッスンに来たその子だけを見るのではなく、その子を取り巻く環境や、そのときの気持ちも大切にするよう心がけています。
本帰国まで、あとわずかのRちゃん。
これまでの日々、さまざまなことがありました。
「この子のピアノの音を、間近で聴けるのも、あと少しなんだな」
そう思うと、一回一回の演奏が、より愛おしく感じられます。
私を信頼し、大切なお子さんを託してくださったこと。
忙しい毎日の中で、どんなときも変わらず、レッスンに真剣に向き合ってくださったこと。
ご両親に、改めて心から感謝します。
ピアノ指導を通して子どもたちを育てながら、私もまた、ご家族の皆さんからたくさんのことを教えていただいてきました。
こういう温かく、血の通った時間があるから、私はこの仕事を続けてこられたのだと思います。
ピアノが上達することだけではなく、
その子の成長の時間に寄り添うこと。
そして、ご家族と一緒に、その成長を喜び、支えていくこと。
それが、私が大切にしているレッスンです。

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて35年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。





