こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
3歳ちゃんの体験レッスン、果たしてその結果は?
昨日は、最終出張レッスンがお休みと、あらかじめわかっていたので
その時間に、新規でお申し込みをいただいていた、3歳ちゃんの体験レッスンに行ってまいりました。
即
年明けからのレッスン開始決定です✨
スケジュールは、いっぱいいっぱいなのが現状なのですが、移動時間を詰めたりして
何とか時間つくります😃
「え、則子先生は、3歳さんもレッスンするの?」
「3歳でレッスンできるの?」
とビックリされた方は、こちらをまずお読みください↓
幼児のレッスンの導入期で最も大切なことは
ご機嫌でいてもらうこと
だと私は考えますが、最初のレッスンでは、恥ずかしかったり緊張して、どうしたらいいのかわからなくなり、いつになくハイになったり、逆に泣いてしまうお子さんもいます。
ですので、よ〜くよ〜く観察して、慎重に見極めます。レッスン云々の前にまず
私は歓迎されているのかな?
と。
涙の理由だって、いろいろなんですよね。乳児の時代の快、不快とはもう違います。スッキリ割り切れない、言葉にできない複雑な感情だって、子どもなりに芽生え始めているので、そこを汲み取ってあげたいなと思っていることをまず理解してもらい、「この人は安心なんだ」と心を許してもらって初めてレッスンは成立します。
経験上、あぁ、少し難しいなぁと感じた時は無理強いしませんが、必ず前向きなご提案やアドバイスを添えます。
「まだ早いと感じますので、あと半年ほど待ってみましょうか」
とか
「性格的にグループが向いているようですよ。ヤマハがいいですね」
といった具合です。
え?
「ヤマハは競合ではないのですか?」
と、またまた驚いた方。
いいえ、いいえ(笑)
私は、ピアノ指導のプロとして一人一人に合ったレッスンをお勧めする責任があると常々考えています。
音楽を、ピアノを利用して、営利を追求するビジネスをしているわけではありませんし
ましてや「ピアノの先生」という職業につくことで「自己実現」を果たしたいわけでもありません。
そして則子先生はヤマハ出身であり、ヤマハでキャリアを積んできた音楽家の1人。個人でピアノ教室を運営する現在も、ヤマハとは太いパイプで繋がっていることもお忘れなく。
シンガポールヤマハから演奏のご依頼をいただくこともありますよ。
ピアノを習うことが気持ちの負担になったら元も子もありません。
それは、おうちの方も一緒です。
大人の理想とする「いい子ちゃん」の振る舞いが、都合に応じて適切にできるかどうか
そんな目先の小さなことで、則子先生は子どもたちの能力を判断したりすることはありませんので、ご心配なく😃
ピアノを習わせようと考えるときの、おうちの方の方針はさまざまだと思います。
でも最終的に目指すものはみんな共通している。それは
健全な心を育んでほしい
という、親として当たりまえの、純粋な願いではないでしょうか。
一途に努力した結果
◆「エリーゼのために」が弾けるようになった
◆ショパンが弾けるようになった
それはとても素晴らしいことです。
でも、そのことが、そこに至るまでの過程が、子ども自身の、そしておうちの方の喜びや幸せに直結していなければ、レッスンに何の価値もありません。
最後になりますが、当ピアノ教室では、他の日系ピアノ教室のようにご入会に際して条件をつけたり、制限を設けたりすることはございません。例えば
ご兄弟が別の教室に通っている場合の入会は不可
などです。ただ、一つだけ譲れない指導方針がございます。
ご入会ご希望のかたは、お申し込みの際、必ず以下をお読みくださいね。
◆おまけ◆
夕方のシティど真ん中は、タクシーがなかなか捕まらず渋滞もあります。
もちろん乗ってしまえばラクだし早いけど、昨日の体験レッスンには到着時間の確実さを優先させて、MRTと徒歩で向かいました。でも結局、コンドミニアムのそばまでいって横断歩道がないことがわかり、あわてて引き返したので、思いのほか時間がかかってしまいました。シンガポール暮らし”あるある”です😢
にもかかわらず明るい笑顔で出迎えてくださり、レッスンに最適の環境を整えてくださったお母さまに心より感謝いたします。
終始、ケラケラ笑い通しだった3歳ちゃん。シャックリが心配でしたが30分なんとかもちこたえました。小さい子って、いっぱい笑うとシャックリが出ちゃうんですよね😆
レッスンの最後には、お気に入りのおもちゃも披露してくれました。
知ってますか?
これはね、子どもの世界特有のコミニュケーションの一つで、ちゃんと意味が込められてるんです。何だと思いますか?
答えは
友好の証✨
📌昨日の生徒さんは、まだ楽器をお持ちではないので自宅からミニキーボードを持参しました。大荷物をかつぎ、いつもよりも少し多く歩きましたよ。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針