シンガポールの出張ピアノ教室/レッスン卒業生の双子ちゃんにバッタリ遭遇!

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こんにちは。

シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation

講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

昨日の最終レッスンが、生徒さんのご都合でお休みになったため、思い立って、いつもあまり行かないショッピングモールに足を伸ばしたら

 

 

レッスン卒業生の双子ちゃんたちにバッタリお会いしました✨

 

 

最初にお声をかけてくれたのはお母さんです。

 

 

小さな声で

 

 

「則子先生??」

 

 

と呼ばれたような気がして振り向いたら、視線の先に、なつかしいお顔がありました。

 

 

柔らかく優しい笑顔は、レッスン当時の印象のまま全く変わっていません。

 

 

出張レッスンに伺っていたのは、たしか「3.11」の頃ですから、実に10年以上ぶりの再会ということになります。

 

 

わぁ、信じられない😆

 

 

当時8歳だった双子ちゃんは、21歳になったとのこと。

 

 

2人揃ってアメリカの大学に通っていて、家族のご用があって、たまたまシンガポールに短期でお里帰りしている最中とのことでした。(ご家族はシンガポールPR)

 

 

あぁ…それにしても

 

 

すっかり素敵なレディになって😭

 

 

目の前の2人は、紛れもなく立派な大人なのですが、私のまぶたの中には、幼かった頃の2人の姿が鮮明に浮かんできました。

 

 

今もそっくりだけれど、当時はもっとそっくりで、まさに瓜二つ。

 

 

着ているものも、いつも決まって一緒でした。

 

 

だから、お互い間違えられることも珍しくなかったようなのですが

 

 

ふふふ、私にはわかりました💕

 

 

💎うまく弾けたとき

 

 

💎難しくて、なかなか思うようにいかないとき

 

 

浮かべる表情のひとつ、ひとつが、仕草のひとつ、ひとつが、お互い、おもしろいように違うんですもの。ですから

 

 

ふとした瞬間の目や口元の動きで、どちらが誰か、ちゃーんと見分けがつくのです。

 

 

昨日は、2人それぞれ違う服装でしたので、すぐにどちらかがわかったけれど

 

 

レッスンをしている頃は、まず最初に

 

 

どちらが誰かな?

 

 

と観察してから、お名前を呼んで、1人ずつ順番にご挨拶するのが習慣でした。

 

 

そんな記憶も蘇ってきて…

 

 

2人の住まいは、今はもう当ピアノ教室では出張レッスンを実施していない、ウエストのエリアです。

 

 

当時、レッスンのあと激しいスコールになり、全くタクシーがつかまらなくなり、30分以上、エントランスで立ち往生したことがありました。

 

 

まだgrabも存在していなくて、タクシーのアプリ機能もなく、タクシーを呼ぶには携帯から電話をかけて、オペレーターに現在地と行き先を告げ、呼び出してもらうしか方法がありませんでした。

 

 

あの日は、何度かけても「少々お待ちください」とのメッセージが無情に繰り返されるだけ。

 

 

 

雨足はさらに激しさを増し、雷もやみそうにありません。そのうち空も真っ暗になってきました。

 

 

 

時間がどんどん過ぎていき、どうしよう、もうだめだ…と泣きそうになっていたら、たまたま居合わせた配送業者らしき男性が

 

 

 

「どこまで行くの?」

 

 

 

「シティ方面だったら乗せてくよ」

 

 

 

と声をかけてくれたのです。

 

 

 

ビックリしながらも藁にもすがる気持ちで次のレッスン先のコンドミニアムまで送ってもらえるかどうか尋ねると「No Probrem 」「Don’t worry」と。ホッとして思わず身体中の力が抜けそうになりました。

 

 

 

しかし途中、渋滞にも巻き込まれながら何とか到着したときには、すでにレッスンの終了時刻から15分が過ぎていました。

 

 

 

にもかかわらず…..

 

 

 

慌てて駆け込んだ次の生徒さんのお宅でのエピソードは、今も忘れられません。

 

 

 

笑顔で招き入れてくれただけでなく

 

 

 

「先生、こんなお天気なのに、いらしてくださってありがとうございます」

 

 

 

「寒かったんじゃないですか?」

 

 

 

と声をかけてくださり、タオルを貸してくださり、あたたかいお茶を差し出してくださいました。申し訳なさでいっぱいでしたが

 

 

 

「いいえ、お待ちしている間、普段の分もみっちり練習できたので、かえってよかったです」

 

 

 

と、親子で楽しそうに笑っているではないですか。

 

 

 

ああ、こんなふうに、咄嗟の時も、大人の対応がスッと明るく、しかも自然にできる女性でありたいなと、しみじみ思ったことをよく覚えています。

 

 

 

ちなみに送ってくれた配送業者の男性に後日何かお礼をしたいのでと申し出て、連絡先を尋ねたのですが、頑なに教えてもらえませんでした。

 

 

 

そこで、お金を渡すのは失礼だと思い、レッスンの前に立ち寄って買ってきた、当時できたばかりで人気のあった日系のパン屋さんのパンを、袋ごと全部、胸に押し付けるようにして渡してきました。

 

 

 

その中には、次の日の朝食にと買った分も含まれていたのですが、結局次の日の朝は、どうしたんだったっけ???

 

 

 

もう、すっかり記憶が飛んでしまいましたが

 

 

 

たくさんの方々の優しさに支えられてきたから今の私があることだけは、これからもずっと忘れずに、しっかりと胸に刻んでいきたい

 

 

 

そう改めて思った、懐かしい再会でした。

 

 

 

Aちゃん、Yちゃん、元気でまた会おうね😃

 

 

 

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。

 

 

頑張ることを楽しむ心を育てる 

 

当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上心と音楽を学ぶレッスンです。

 

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。

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 1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
 
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