こんにちは。

シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation

講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

今日は昨日に続いて、公式ブログ連続投稿1500日達成記念の企画で、生徒さん、保護者の方々に実施したアンケートに寄せていただいたお言葉をご紹介するつもりでしたが

 

急遽、予定を変更して、お伝えします。

 

 

昨夜、レッスンを終えて帰宅する前にポリスステーションに赴き

 

 

ポリスリポートを作成、提出してきました!

 

 

ある被害警察に通報し、シンガポールに記録を残してもらうためです。でも

 

 

 

幸いにも怪我はございませんので、ご心配には及びません。

 

 

 

お相手が一線を越えた行動をしたので(手を出した)

 

 

 

「ポリスを呼びますよ」

 

 

 

と伝えたら

 

 

 

「ああ、呼べよ、呼べよ」

 

 

 

と大声で怒鳴られました。はい。唖然としてしまいますが、相手は在星日本人男性です。

 

 

 

 

カバンから携帯を取り出しかけたけれども、その場で最終的に通報を思いとどまったのは、決してひるんだわけではなく

 

 

 

大袈裟にしたくないと「理性が働いた」から。(お相手の今後の人生のために)←オフィサーにそう告げたら「自分の身を守りなさい、そういう時は周りなんて関係なく通報していいんだよ、その場で即、逮捕できるんだから」と注意?を受けてしまいました😅

 

 

 

相手は、このシンガポールで、会社の名を背負って生きる責任を負っているであろう、多くの駐在日本人のうちの1人です。

 

 

 

ひとたび「現地」で問題を起こせば、その影響は日本国内の比ではなく、ただとごとでは済まないことを自覚しているはず。シンガポールでは、この手の案件で通報されれば現行犯で有無を言わさず即、警察に連行されます。言い訳は通りません。日本とは対応が全く違うのですから。でも私の配慮は相手には全く伝わりませんでした。明らかに知識不足、認識不足ですね。

 

 

 

見くびられたのかもしれません。なので、やむを得ず行動に踏み切る決断をしました。

私にも意地がありますからね。

 

 

 

普段、こんなことはあまりお話しませんが、私はこれまでの30年あまりのシンガポール暮らしで様々な経験をし、いくつかの修羅場も、それなりにくぐり抜けてきました。

 

 

 

警察に関連することに限って言えば、覚えているだけでも

 

 

 

◉駐在員奥様の友達が出先で、お店の不手際によりクレジットカードを紛失したとき、その対応に納得がいかなかったと相談されたため、後日一緒にポリスステーション(その時はブギス近辺)に付き添い、代わりに事情を説明して被害届を提出し、解決まで導いたこともあれば

 

 

 

◉出張レッスンの移動中、徒歩で向かっている途中で自動車事故を目撃し、999(日本の110番)に連絡し、ポリスの到着を待ち、目撃者の1人として証言をしたことも数回あるし

 

 

 

◉徒歩で移動中に露出狂に遭遇し、あわてて999通報したこともあります。中学生の女の子の生徒さんが、夕方塾に行く時、1人でここを通ることを知っていたので、怖い思いをさせてはいけないと必死でした。

 

 

 

そのたびに迅速な対応を受け、助けていただきました。ですので、このような表現が正しいかどうかは不明ですが、私にとってシンガポールポリスは、決して遠い存在ではないんですよね。

 

 

 

今回も今まで同様、オフィサーは、とても親身になって状況の聞き取りをしてくださったり、詳細なリポートを作成してくださっただけではなく、適切なアドバイスまで伝授してくださいました。

 

 

 

大変ありがたいことです。

 

 

 

おそらく、聞き取りをしていた最中のパソコン画面には、過去の私の「履歴」も出ていたに違いありません。IDナンバーを打ち込めば、驚くような些細な情報まで出てくると聞きますので。

 

 

 

どんなときもシンガポールの法を遵守して、実直に、真っ当に生きていることに絶対の自信があります。

 

 

 

「もし嫌がらせや逆恨みなどの気配を感じたら、遠慮せず、すぐに通報してくださいね、あなたを不快なことや危険から守ることが最優先だから✨」

 

 

 

との心強いお言葉も頂戴しましたよ。この件に関しても100%ポリスが私の味方をして守ってくれることが確定しました。今後の身の安全が確保されましたので、まずはひと安心です。

 

 

 

シンガポールは日本と情報管理システムが根本的に異なります。

 

 

 

ポリスリポート作成時に、お相手のバックグラウンド情報は伝えてあるので「誰なのか」「どこにお勤めなのか」すでに特定済みのはずですし

 

 

 

 

私がこれ以上何か「踏み込んだアクション」をしなくても、ポリスへの通報を済ませて、レポートを作成した時点で、警察経由でシンガポール政府、イミグレまで情報が届き《この人物は、シンガポール警察に被害届が出され、それが公式に受理された》という事実が記録されたでしょう。もう取り消すことはできません。日本領事館まではどうですかね…?それにしても、オフィサーが

 

 

 

「電話をかけるから、少し待っていてくださいね」

 

 

 

と声をかけ、私の目の前で、「何があったか」を「どこかに」即座に報告して、案件内容の詳細情報を共有していた、その手際の良さには正直とても驚きました。それも立て続けに3件です。おそらく私との会話も知らない間に録音していたことでしょう。

 

 

 

仕事が実にスピーディで無駄がない。

 

 

 

ここはシンガポールなのだということを改めて実感した一幕でもありました。

 

 

 

ポリスリポートには合計7回も電子サインをしましたよ。

 

 

 

作成までにかかった時間は、聞き取りも含めてざっと2時間ほどでしょうか。

 

 

 

ポリスステーションを去る間際、ねぎらいの言葉と共に、オフィサーから個人的アドバイスとして法的手続きを踏むことを勧められました。

 

 

 

ポリスリポートを提出した事でガッチリ外堀を固めたとは言え、相手はそのことを知りません。自分の取った言動への自覚を促し(言葉の暴力も受けました)、目を覚ましてもらう必要があるというわけです。これは立派な犯罪ですから見過ごすわけにはいかないというのが、シンガポールポリスの見解です。

 

 

 

そうなると突然自宅にポリスが事情聴取に行くみたいですよ…💦

 

 

 

一言でも、いいえ

 

 

 

たとえ言葉がなくても

 

 

 

人として心ある対応が垣間見れたら水に流すつもりだったことを最後に強調させてください。同じ空間にいながら、まるで部外者のごとく、黙って成り行きを見ていた人も含めて

 

 

 

残念。

 

 

 

その一言に尽きます。というわけで、この件についてのお話はここまで。

 

 

 

 

 

 

◆シンガポール暮らし33年目の則子先生からのプチアドバイス◆

 

 

 

私は人生の半分以上の年月をシンガボールで過ごしてきて現在に至ります。流行りのカフェやオシャレなレストランの情報には疎いけれど、この国の仕組みなら、みなさんより断然詳しいです。

 

 

 

シンガポールの警察は、人種にかからわず、善良で常識をわきまえ、真面目に生きている住民の味方ですよ。ですから

 

 

 

何か理不尽なことや苦慮する出来事に巻き込まれても、どうか1人で悩まないで。

 

 

 

私の言葉を信じて!!!!!

 

 

 

言葉に自信がなくても心配いりません。今は便利な翻訳アプリだってありますから。

 

 

 

助けを求めたら必ず力になって解決の糸口を見い出し、全力で救ってくれますので、いざというときは勇気を持って、お近くのポリスステーションに迷わず駆け込んでください。

 

 

 

あ、ところでみなさんは救急車の電話番号は知っていますか?

 

 

 

995ですよ。覚えておいてくださいね。

 

 

 

 

私はこれまでに計6回救急車を呼んだ経験があり、2回は自らお世話になりましたが、迅速な対応で即治療を受けて事なきを得ました。(いずれも極度の貧血で、心臓に負担がかかってしまいました)

 

 

 

ということで気を取り直して😃

 

 

 

明日は、予定通りアンケートの続きをお伝えしますね。

 

 

 

どうぞお楽しみに✨