こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日の内容は少しアカデミックな【脳に関する話題】です。
ピアノが上手な方や作曲をする人は
意外と理系(医学部や工学部)が多かったりしますが、音楽大学は文系に分類されます。
ピアノは文系なのでしょうか?
それとも理系なのでしょうか?
また、理系・文系、どちらが有利などはあるのでしょうか?結論からいうと
どちらが有利というのはありません。なぜなら
ピアノを弾くときには、理系、文系、両方のアプローチを使うから😃
ピアノを習っていると左右の脳がバランスよく育ち、活性化されると言われるのは、そのためです。
では順を追って説明していきますね。
まず最初にリズムから。
ピアノの楽譜を読むときは
💎8分音符、4分音符などの音符を
💎4拍子、3拍子などの拍子に合わせて
💎1小節、1拍にいくついれるなど
数学を基礎とするアプローチを用います。
楽譜に書いてあることを正確に数字で読み取ることが求められるのですね。なんとなく、曖昧に、感覚に頼るのではなく”キッチリと”数値で理解することが鉄則です。
作曲するときにも、時には数式を解いたりします。たとえば設計図を書くのときの作業と似ている部分も多いかも知れません。
昨今では曲を作ったりアレンジする際、楽譜作成ソフトを使うのも一般的ですが、アプリの機能を使いこなすにも、前提として、まず音楽理論を数字で理解しておく必要があります。
しかし、楽譜をただ正確に演奏するだけでは、心に何の感動も呼ばず、音楽として成立しませんよね?
そこで文系のアプローチの出番です。
理屈や仕掛け云々よりも
💎曲のメロディ自体にこういう美しさがあるからこう演奏したい
💎ここは切なく心に響くので、こういう音で表現したい、などイマジネーションを発揮し体現するのは、文系の脳です。
ザックリとした、捉えどころのない感情を理解し、音で表現するのは文系脳の得意とするところでしょう。
こうやって改めて紐解いてみると、ピアノを弾くときには理系、理系両方の脳をバランスよく使う必要があるということが、おかわりいただけたでしょうか😊
実は、則子先生は、ピアノの指導をしているとき、生徒さんが理系寄りか文系寄りか、なんとなくわかるんですよ。
子どもだけではなく、大人も同様です。
ですから、当ピアノ教室では同じことを説明するにも、一人一人に合わせたアプローチを、その都度使い分けています。
無理なく理解して、効率よく上達につなげるための指導テクニックは、長年の経験から学び、自ら編み出した、則子先生の「強み」の一つでもあります。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
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