こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
先日、YAMAHAからご依頼を受け、プラザシンガプーラのYAMAHA本店で、多機能型電子ピアノ「クラビノーバCVP909」の演奏をした則子せんせーですが
今日は、自宅から徒歩圏内にあるYAMAHA Punggol ブランチで指導されているピアノの先生方のリサイタルが店頭で開催されるとのことで鑑賞に行ってきました✨
予想した通り、日本人はわたし1人😆
計6人の先生方が出演されました(連弾一曲)。みなさん渾身の演奏でしたよ。
とても楽しかったです。
曲目は、ショパンのバラード1番からはじまり、ドヴィッシーなどを挟み、再びショパンの幻想即興曲で〆るという、純クラッシックのプログラムでした。
集まっていた子どもたちは口々に
「先生が弾くんだよね」
「何を弾くのかな」
と、ワクワクを隠しきれない様子で、演奏が始まる前にひそひそ声で会話をしたり、ソワソワしているのも微笑ましかったです。
当ピアノ教室の発表会では、必ず則子先生も演奏をします。
なぜなら、演奏も指導の一環だから。
これまで、発表会を27回開催してきましたが、一度も演奏を欠かしたことはありません。巷には
指導が専門なのだから演奏は絶対にしない
そう公言される先生も存在します。(そこまで頑に拒む理由はなんでしょう??)
発表会の準備に注力しているから、自分の演奏にまで手が回らないし
そもそも生徒さんが主役なのになぜ講師が弾く必要があるのか?
そう疑問を投げかける先生もおられます。
もっともな理屈のように思えますけれど…
私は正直、このような考えに共感できません。
そもそも発表会前の数ヶ月のピアノの先生は、普段よりも多忙になるのは当たり前のこと。ですから、それを見越してスケジュールを組むのは当然。ですから、多忙を理由に弾かないのは
逃げ
甘え
なのではないかと個人的に思うからです。
発表会前では、想定外のハプニングはつきもの。当日だって何が起こるかわかりません。
それらすべてを含めて全責任を負う覚悟で臨み、たとえトラブルに見舞われても、何事もなかったかのように最良にまとめ上げるのが主催者である先生なのではないか
プロなのですから😃
そんなふうにも感じます。
瞳を輝かせている子どもたちの隣に座り、演奏を堪能していたら、いつしか同化していました。
演奏する先生のお姿が、うっとりするほど素敵だったこと
弾き終わったときの弾けるような笑顔に魅了されたこと
先生みたいになれたらいいな❣️
そんな憧れが、私の音楽家としての原点であることは紛れもない事実です。
先生のことが、たまらなく好きでした。
何しろ当時、一番大切にしていたお人形に先生の名前をつけていたほどですから。
6歳、7歳の頃だったと記憶しています。
どんなに幼くても、子ども時代に経験した「非日常のトキメキ」は、永遠に心に焼き付けられるものなんですね✨
先生への憧憬の気持ちは、今も全く色あせていません。
さぁ、両親と共に空におられる先生に恥ずかしくないように、もっともっとがんばらなきゃ!
今日はあともう少し練習します♬
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針