こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は当ピアノ教室でレッスンを始めて3か月目に入った、5歳の双子ちゃんご兄妹Sくん、Eちゃんの「マグネット初体験記」です。
Sくん、Eちゃんは、1人ずつ30分のレッスンを順番に受けています。
昨日は、レッスンの後半に、マグネットを使って、音の階段作りに初挑戦しました。
マグネットを使った学習は、導入期の生徒さんがドレミを楽しく覚えるのに最適の学習法の一つ。当ピアノ教室でも長年活用していますが、ハマる生徒さんが続出の、大人気の教材です。
マグネットに子どもたちが心惹かれる理由はいろいろあると思うのですが、その一つが
お友達と共有していること
なのではないかと私は常々感じています。自宅での個人レッスンでは普段、他の生徒さんの存在を意識することは、まずないですからね。
「マグネットは他のお友達も使っているから大切にしようね」
「落とすとコロコロって転がっていっちゃうからね」
「小さいからなくさないように気をつけてね」
こんな感じでお声をかけると、途端にキラッと目が輝かせてうなづきながら、お片付けのお手伝いもしてくれたりするのですよ。丁寧に扱ってくれていることが手にとるようにわかって、とっても嬉しくなります。みんなホントにやさしいね♡
ピアノ仲間を意識してる証拠はこんなところにも。
ある日、1人の生徒さんが五線紙の下敷きにシールを貼ったら、別の生徒さんもそれに気がついてシールを貼り、また別の生徒さんも真似をして・・・というふうにして、歴代の生徒さんからのプレゼントシールで、マグネットボードは可愛くおめかしをされて現在に至ります。
通年劣化で所々傷んでいるところもあるのですが、思い出が詰まっていると思うと愛おしく、引退させてしまうのが惜しくて使い続けています。コロナ禍になってからは毎回の消毒も念入りに。
さて、Eちゃん、Sくんのマグネット初体験はどんな様子だったのでしょう???
ピアノを弾くときと同様に、マグネットでも、2人それぞれの性格の違いが現れていました。
❤︎教わった通りのことを忠実にこなす慎重派のEちゃん。満足感に浸る間も、周りのチェックに余念がありません。
「この”の”はおかしいよ。だって形がヘン」
教本の文字のことのようです。言われてみたらホントだ! 確かに…..はみ出てるね(汗)
❤︎まだ習っていないけれど、「ドレミファソラシド」を自力で完成させた、積極派のSくん。
その先も気になっていたのを、則子せんせーは知ってるよ。
続きはまた今度やろうね。
2人とも、それぞれのスタイルで初めてのマグネットを楽しんでくれたようでよかったです。
昨日のレッスンでは、仲良し兄妹ならではの「お揃いハプニング」もありました。
「動画を撮るね」の掛け声のあと弾き始めて、しばらくしたら、なぜか2人とも同じ場所で
「あ!」
「間違えた!」
だけど、失敗に挫けることなく、すぐにまたチャレンジをしたのもお揃い♬ 立派でしたよ。
もちろんTake2の演奏は、2人揃ってバッチリ決めてくれました。よくがんばりましたね。120点あげちゃう♬
レッスンは順調そのものなのもお揃いだよね。1冊目のテキストは、あと2曲を残すのみで終了です。
当ピアノ教室では、双子さんや年子さんの指導の経験も豊富です。お任せくださいね。
子どもは一人一人性格や個性が違い、兄弟でもそれぞれの興味や関心、力量が違います。レッスンを順調に進めるためには、まずはそれを的確に見極めることが大切だと私は考えています。
平等を意識して無理をさせるのではなく、それぞれの個性を尊重しながら、ピアノを通して、一人一人の良さを引き出し、磨きをかけて、さらに伸ばしていく。
そんなレッスンを心がけていけば、兄妹同士でお互いに教え合い、助け合い、補い合うことも学ぶこともできます。そうすれば音楽の力の恩恵を存分に活かすことができますよね!
いつもニコニコと笑顔を絶やさない大らかで明るいお母さんから、私も指導者として、たくさんの気づきや学びをいただいています♬
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。