こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の塚越則子です。
本番まで1ヶ月を切り、発表会の練習も、いよいよ大詰めに入ってきました。
「最後の和音は、ボクが自分で考えてみたい!」
昨日の出張レッスンで、そんな頼もしい発言をしたのは、シンガポールの他の日系ビアノ教室から転入してきて、わずか数ヶ月のEくん(小1)です。
椅子の座り方から始まり
弾くときの姿勢
指のフォーム
正しい打鍵のしかた
などなど…
「ちゃんと習わずに、ここまできたことがずっと引っかかっていた」というお母さん。
新しい先生になおされることを覚悟で、親子で決心を固め、軌道修正を求めて、当ピアノ教室に入ってこられました。
やる気に満ちて、明るく前向き。
そして頭の回転の速いEくん。
レッスンのたびに則子先生は、ユニークな発想やジョークに驚かされっぱなしです。
一言、一言に思わず吹き出したり、爆笑したり…
毎回新しい発見があります。
今年の発表会の曲は、Eくん自身で選びました。あるアニメの主題歌です。
いろいろ探したところ、ちょうどよいレベルの楽譜があったので即決。
最後に、カッコいいキメの和音を入れよう‼️
ということで意見が一致しました。
当ピアノ教室の生徒さんたちは、発表会で例年、王道のクラッシックはもちろん、定番のアニメや最新ヒットなど、バラエティ豊かなジャンルを演奏します。
そして大きな特徴は
POPSの曲は
譜面通りに弾かずに、必ずアレンジを加えること。
一人一人に合わせて
もっと派手に
映えを意識して✨
アップグレードさせます。
だって、譜面のままじゃ
つまらないじゃないですか‼️
せっかくの晴れのステージでの演奏ですから、出来るだけ
カッコよく
ステキに
輝いて欲しいのです✨
クラッシックと違い、POPSは、楽譜の通りに弾かなくてはいけないという決まりは、そもそも存在しません。
センスを生かして、いかようにも変化させて構わないんですよ。
ただし
音楽のルールに沿って
という条件つきですが。
楽典、いわゆる「音楽の文法」の知識があることが、アレンジする大前提になります。
本来ならば、その基礎を学んでからということになるのですが
今回はEくんのやる気を尊重して特別に😃
最初に考えてくれた4つの音を微調整したら、いい感じになったので、
そのまま完成させました。
シンガポールのピアノの発表会で
自分で曲を選んで
最後の和音も自分で考えた
そのBIGチャレンジは、一生Eくんの心に刻まれることでしょう。
コツコツと練習を積み重ねている成果が出て、音に自信がみなぎっています。
本番が、ますます楽しみになってきました。
◆おまけ◆
Skechers、活躍中✨
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。