こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子です。
この1週間ほど、各国の要人が来星している関係か、シティ周辺の交通事情がいつもと異なり、あちこちで渋滞が発生しているようです。
特に夕方。
ローレンス首相を乗せたVIP車両 (ナンバーが1番なんだよとタクシーの運転手さんが教えてくれました) が通過するために、一時的に道路が封鎖されたり…
そんな影響もあって、昨日は、普段よりも時間がかかりそうだと判断したので、追加料金$8を負担してアドバンスブッキング(事前予約)をしたにもかかわらず、指定した時間にタクシーが来ないと思いきや、突然キャンセルされてしまうアクシデントに1日に2度も立て続けに見舞われてしまいました😭
一瞬呆気にとられ
すべてを投げ出したいような気分になりましたが
「お楽しみ」が控えていることを思い出しつつ、何とか冷静を保ち、徐々に心を立て直して無事に全てのレッスンを終えました。
こういうことって、長年住んでいても、まれにあります。
「え、則子先生ってシンガポール生活長いから、たいていのことに慣れてるでしょう」
と思われるかもしれませんが、私も、みなさんと同じ人間です。たとえどんなに修行を積んだとて、一生弥勒菩薩にはなれません(笑)
シンガポールでピアノを教えるためには、こういう、周りを取り巻く環境もすべてひっくるめて、たとえ不可抗力だとしても自ら責任を背負って、毅然と立ち向かう覚悟を決めないと、なかなか務まらないのです。
出張ピアノ教室を長年続けていくというのは、そういうこと。
でも、自分ひとりでは、どんなに頑張ってもムリなんです。心が悲鳴をあげてしまう。
生徒さんたちのやる気と笑顔!
そして
保護者の方々の温かなお言葉やご配慮!
これらの精神的サポートがなければ、おそらく私は、とっくの昔に、この仕事から身を引いていたでしょう。
みなさんの想像以上に、出張ピアノ教室の運営は、身体だけではなく、心にも負荷がかかり
過酷
ですが
私にとって生徒のみなさん、保護者の方々の存在は何よりの「がんばる力」です。
たとえ、どんなに困難が待ち受けていても、いいえ
困難だからこそ
一生を賭けて、ピアノを教えることに身を捧げる価値があると考えます。
誰もが決して簡単にマネなどできない
そんな領域に足を踏み入れ、新たなことにチャレンジし続けるって、最高のロマンじゃないですか😃
ということで、そろそろ本題へ。
さきほどちらっと書いた「お楽しみ」というのは、こちらです。
NHK MUSIC SPECIAL 松田聖子
~マイ・ベスト・SEIKO~
松田聖子さんのデビュー45周年を記念したNHKの特集番組の放映を、指折り楽しみにしていました。
私に限らず、1980年代に、いわゆる「青春」を過ごした世代にとって、松田聖子さんは、単なる歌手を超えて、時代を象徴する特別な存在であることは間違いないでしょう。
どの映像を見ても、パワーに満ち溢れた「あの時代」そのものを体現しているかのように、キラキラとまぶしく輝いており、思わず身を乗り出して一緒に口づさんでしまいました。
懐かしい歌の数々は、すべて振り付きで今もフルコーラス歌えます。
そういえば、高校の修学旅行のバスの中では、クラスメイトたちからリクエストがかかり
「風立ちぬ」
を熱唱しました😆
ヤマハクラビノーバのデモンストレーターの頃は、渋谷の公園通りで
「マラケッシュ」
の弾き語りをしていたら、当時イメージキャラクターを務めていらした、俳優の故、林隆三さんが偶然目の前を通りがかり、お声をかけてくださったこともありました。
いい歌は、時代を超えて心にズーンと響きますね。
イントロが流れただけで、当時の思い出が鮮やかに蘇ります。
ラストの「あなたに逢いたくて〜Missing you〜」では、涙、涙でした。
新型コロナ肺炎が猛威を奮っていた2020年のある日、ふと思いたって即興で弾き(楽譜はありません)YouTubeにアップし、当時闘病中だった、一つ違いの従姉妹に、こんなメッセージを添えて送ったことを思い出したからです。
「もう、子どもたちだって立派に大きくなったんだし、これからは好きに自由にしていいんだよ。一緒に旅行もしたいしさ。もっと会おうよ」
必死で励まし続けたのに、おととしの秋、突然空にいってしまいました。
改めて痛感しました。人の命って、ホントにはかないなって。
やりたいことがあったら、先延ばししてちゃいけないんですよね。
私たちは
「つまらないこと」や「どうでもいいこと」に煩わされていたり、振り回されたり、引きずられている時間なんてないのです。
楽しまなきゃ✨
松田聖子さんのナンバーはエレクトーンでも弾いています😃
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。