こんにちは。
シンガポールの出張専門ピアノ教室
fairy wish creation
講師の 塚越 則子 です。
先日のAちゃんのレッスンは、爪切りからスタートしました。
ようやく、ここまで伸びました。
要した時間は、なんと半年です。

この日は、「よく我慢したね、えらいよ」と声をかけながら、両端を丸く整えました。
切り過ぎないようにね😊

他のピアノ教室から移ってきた直後から、Aちゃんの爪が気になっていました。
不自然に短い、常に深爪の状態。
たくさんの子どもたちの指を見てきているからこそ、ピンときました。
——むしっている。
でも、こういう場合、直接尋ねても、はっきりと答えてくれない子がほとんどです。
それも、これまでの経験から分かっていました。
だから私は、問い詰めることはしません。
「爪が伸びてくるのを待ってるね」
「ピアノがうまくなるんだよ」
そう伝え続けながら、ただ静かに見守りました。
爪をむしってしまうと、健康で硬い爪は育ちません。
指先に力をのせることが難しくなり、演奏フォームも不安定になります。
だからこそ、直してあげたい。
そんな想いで関わり続けた半年でした。
そして迎えた、この日の爪切り。
爪が整ったことで、Aちゃんの表情はどこか誇らしげで、
この日はいつも以上に、集中して反復練習に取り組んでいました。
爪噛みや爪むしりについては、心理的な問題が原因と書かれていることもありますが、それらの情報を鵜呑みにして深刻になる必要はありません。
実際には、手持ちぶさたや、ちょっとした退屈しのぎであることがほとんどだからです。
Aちゃんは他教室からの転入ということもあり
この半年は、これまでの癖や土台を一つひとつ見直しながらの「立て直し」の期間でもありました。
その中で、今回の爪の改善は大きな一歩。
指先の状態が整ったことで、音の出し方やフォームも安定し
レッスン全体の流れも、とても良い方向へと進み始めています。
決して急がせません。
「やめなさい」と制するのではなく、
その子の中で自然に変わっていくタイミングを信じて、そっと寄り添い続けます。
半年という時間は、遠回りに見えるかもしれません。
けれどその間に、Aちゃんの中には
「自分で整えていく力」
がしっかりと育っていました。
爪がきれいに伸びたこと。
それは見た目の変化ではなく、心の安定と小さな自信の積み重ねの証です。
当ピアノ教室では、こうした一つひとつの変化を見逃さず、
音だけでなく
その子自身
を丁寧に育てていきます。

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。





