こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は、タイトルにあるように、当ピアノ教室の生徒さんたちの成長ぶりを【あえて音なし動画】で、ご覧いただくシリーズです。
前回はこちら。
【動画あり】大人ピアノビギナーレッスン(40代女性)before→after脱力編。
本日の主役さんである6歳のEちゃんは、ピアノを習い始めて1年が経ち、いろいろなことが1人でできるようになりました。おうちの方のご協力、ご理解のもと
音楽的自立
が順調に進んでいます。
♣︎楽譜を自分で読んで
♣︎片手ずつ練習のあと、両手にチャレンジ♬
一音一音を、しっかりと確認しながら慎重に弾いている様子がおわかりになりますか?
この時期、普段からトライ&エラーを充分に経験しておくことは、「間違えることへの耐性」を養い「挫折に負けない心」を育てるトレーニングにつながります。
失敗は成功のもと。転ぶのを怖がっていたら、いつまで経っても補助なし自転車に乗れませんよね?!それと同じです。
レッスンでは、生徒さんの手の動きを見ていて、次に間違えることがわかっていても「あえて」注意しないこともあります。
不快な音を感じる感性を育てるためです。
間違えて嫌な音を耳にして、次にはそうならないようにと、慎重に気をつけて音を出すようになることがねらいです。
間違えた理由を自分で考えることで問題解決能力も養われます。
♣︎レッスンの最後には「注意することはなあに?」「忘れないように書いておいてね」と声をかけて念を押し、自覚を促すことも忘れません。
当ピアノ教室では、レッスンを振り返り、何を気をつけて練習すればいいのかを自分で書き込むことも、レッスンの一環です。
自分で書くことができていれば、この先、また何かが起きて、オンラインレッスンに移行したときにも有利ですからね。
覚えたてのひらがなの練習よろしく、時には書き順の確認をしたり、「鏡文字」を正したりすることも。何事も、自分のものにするには”実践あるのみ”です。
えんぴつも正しく持てるようになりました。
これは、去年の発表会の記念品でお渡ししたお品のひとつだね。使ってくれてありがと♬
ピアノレッスンが、なかなか軌道に乗らない最大の理由。
それはズバリ
ご家庭で手をかけ過ぎてしまっているから。
「まだ幼いから」と、何をするにも先回りをして、お世話をすることが習慣化していませんか?
「まだできないから」と、ご家庭でのピアノ練習のとき、おうちの人がつきっきりで「教えて」いませんか?
せっかくのレッスンを、ご家庭での練習成果を先生に披露し、確認してもらう「だけ」の時間にしてしまったら、子ども自身の持つ潜在的な能力を、うまく引き出す指導ができません。もったいないですよ。
おうちの方々は、過去のピアノのお稽古で学んだ記憶を頼りにしたり、自分で解決しようと調べたり、周りの「よく知ってる人」に相談したりする必要はありません。なぜなら
今の時代、誰の話を信じるか、どんな情報を入手するかで、あなたの方向性や結果が出るスピードまでもが大きく変わってしまうからです。
あなたが信じているのは最新の、正確な情報ですか?
あなたが相談している人は、そのことについて24時間365日考えて、日々努力を続け、寸暇を惜しんで研鑽を積んでいる、本当のプロですか?
わからない
と子どもに言われたら、それはピンチではなく、学びが加速するチャンスです。ですから、すかさず
則子せんせーに教えてもらおうね
と、シンプルに返せばいいのです。あとは信じて見守るだけでいい。
それが、上達のために最適、かつ最もラクな方法だから
Eちゃんのお母さんいわく
「部屋のドアを閉めて、1人でこもって、黙々と練習しています 」
「”レッスンで、則子先生のお話をよーく聞いておいてね。ママはわからないよ”と言ってるんです」
なかなかの【実力派女優さん】ですね。ママはピアノ経験者でおられ、今も時々弾いておられることを私は存じ上げております、ふふふ(笑)
「ブックデー」(学校主催のイベント)で、Eちゃんは今年《オズの魔法使いのドロシー》になりました。
そのままのお衣装でピアノレッスンに臨みご満悦♬
手厚くきめ細やかなピアノ指導で、駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて30年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。