こんにちは。
シンガポールの出張専門ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は、先日の投稿の続編的な、本音トークです。
新しいことを始めたい。
シンガポールで活動したい。
そう考えるとき、現地の事情に詳しかったり、実際に活動している同業者とつながることは、大きな後ろ盾となると誰もが考えるでしょう。
けれど、人脈は、連絡を取り付ければ即席に築けるものではありません。
人脈をつくるにも、相応の作法があると則子先生は考えます。
✅ 何のために連絡をしたのか。
✅ 何を求めているのか。
✅ なぜ、協力してほしいのか。
まずは、そこを明確に伝えることがスタートラインではないでしょうか。
相手の時間を使うのであれば、目的を伝える。
協力を求めるのであれば、依頼したいことを具体的に伝える。
そして、返信を受けたら、返事をする。
どれも特別なことではなく
相手を一人の人間として尊重する、ごく基本的な姿勢です。
無料で使える「シンガポールの現地情報」ではありません。
私は、シンガポールで35年以上にわたり、ピアノ指導を続けてきました。
1992年に教室を開講して以来、試行錯誤を重ねながら指導経験を積み上げ、保護者の皆様との信頼関係を築きながら、今日までたった1人で、この教室を運営してきました。
長年、現地で活動してきたからこそ、わかることがあります。
インターネットで調べればわかる情報には限界があり、ときに正確さを欠いたりすることもあります。
現地の最新事情、法律、文化、活動を実現するために不可欠な書類や手続き、資格…
そうした知識は、長い年月をかけて身につけてきた
知的財産
でもあります。
もし、シンガポールで、音楽に関する新しい活動を始めるために、私の経験や知見を必要としているのなら、率直に伝えてください。
協力できることがあるかどうかは、その内容を伺ってから判断させていただきます。
ただし、承諾したからといって、私の時間や経験を提供することが当然になるわけではありません。
私には、私の生活があり、立場があり、責任を持って取り組むべきことがあるからです。
教室の運営、日々のレッスン、発表会、イベント、そしてNoA Projectの活動。
限りある時間の中で、何を優先するのかは、私自身が決めることです。
曖昧なオンライン面談の依頼に感じたこと。
今は、遠く離れた国にいる人とも、オンラインで簡単につながることが可能な時代です。
だからこそ、忘れてはいけないことがあります。それは
オンライン面談も、相手の大切な時間をいただく機会だということ。
「一度お話ししませんか」
「オンラインでお話しできればと思います」
こうしたお誘い自体が悪いわけではありません。
構想初期の段階では、すべての詳細が決まっていないことや段取りが整っていないこともあるでしょう。
しかし、何について話したいのか、何を知りたいのか、面談を通じて何を実現したいのか。
その目的が曖昧なまま、まずは面談を設定しようとする考えに、私は戸惑いを覚えます。
シンガポールでの経験を聞きたいのか。
シンガポールでの事業展開について相談したいのか。
具体的な協力を依頼したいのか。
目的によって、話すべき内容も、心構えも変わるからです。
だからこそ、面談を申し込む側には、相手が引き受けるかどうかを判断できるだけの情報を伝える配慮が必要なのではないでしょうか。
そもそも、面談を設定することがゴールではないはずです。
最終的に何につなげたいのか。
そこが明確でなければ、双方にとって有意義な時間になるとは限りません。
オンラインだからといって、相手の時間まで気軽に扱ってよいわけではないのです。
「海外で何かをしたい」と「実現するために動く」は違う
新しい企画を考えることも、シンガポールで活動したいという目標を持つことも自由です。
しかし、目標を掲げることと、それを実現するために具体的に動くことは違います。
誰かの協力が必要ならば、自分の目的を明確にし、何をしてほしいのか、どのような条件で協力を求めているのかを、自分の言葉で伝える。
そして、相手からの返事を受け止め、きちんと応答する。
そうした一つひとつの、誠意ある行動の積み重ねが、人と人との信頼関係につながるのだと則子先生は考えます。
人脈は、自分の目標を実現するために、相手を利用することではありません。
相手の立場や時間、そして長年かけて築いてきたものを尊重すること。
そこを見失ってしまえば、どれほど多くの人と知り合っても、本当の意味での信頼関係を築くことは難しいのではないでしょうか。
人との接し方にも、その人の品格が表れる
私は、誰かの新しい挑戦そのものを否定するつもりはありません。
ただ、何かを実現したいのであれば、そのために関わる人への敬意を忘れてはいけないと思います。
相手の経験や人脈を頼りにするのであれば、まず自分が何を望んでいるのかを明確にし、責任を持って伝える。
そうした姿勢にこそ、その人の品格が表れるのではないでしょうか。
今回の件は、私自身の人との接し方を振り返るきっかけにもなりました。
✅お相手の時間を尊重しているだろうか。
✅自分の目的を、きちんと言葉にして伝えているだろうか。
✅お相手が築いてきたものに、敬意を払っているだろうか。
自分では当たり前だと思っていることも、改めて考えてみると、気づかされることがあります。
人との関係は、一方的に何かを得るためのものではありません。
だからこそ、自分自身も、相手への敬意を忘れずにいたい。
人脈を広げることよりも、まず、自分自身が信頼に値する人間であることに努める
今回の出来事を、私自身の姿勢を見つめ直す機会にしたいと思った、則子先生です。

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて35年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。





