こんにちは。
シンガポールの出張専門ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子 です。
今日は少し重たいテーマを取り扱ってみたいと思います。
学校行事の合奏のオーディションの実施について
ピアノ教師として、また日々子どもたちの音楽教育に関わる立場として、本来であれば学校現場のことに言及するのは慎重であるべきだと感じています。
それでも、現場で子どもたちと向き合い続けているからこそ見えてくる、見過ごすことのできない現実があります。
そこで今日は、長年シンガポールで子どもたちの成長に携わってきた立場から、音楽教育の本質について、あえて一つの問いを投げかけたいと思います。
本題に入る前にお伝えします。
本日の内容は、誰かや何かを否定するものではなく、よりよい音楽教育の在り方を考えるための提言です。
学校行事の合奏や音楽発表は、子どもたちにとって特別な経験です。普段触れない楽器に出会い、音を出し、仲間と音楽を作る時間は大きな学びにつながります。
だからこそ疑問が湧き上がります。
合奏にオーディションは本当に必要なのでしょうか。
学校の音楽活動には明確な教育的目的があると、個人的に考えます。
✅知らない楽器に触れてみたいという、素直な好奇心に応えること
✅すべての子どもに等しくチャンスを与え、挑戦したい勇気を讃えること
✅できないことをできるようにしていく過程で得る経験を自信につなげ、学びを深めること。
すなわち、音楽の授業は「選別」ではなく「育成」であってほしいというのが則子先生の自論です。
しかし現実には、オーディション合格者の判断基準が公表されない、また、当日、直前になって演奏範囲が変更される、指定テンポが変更されるなど一貫性に欠けたり、不透明なケースが少なくありません。
結果、何が評価されているのかが伝わりにくく、選ばれなかった子どもは納得感を持てずに、自信を喪失する、やる気を削がれるなど、望ましくない状況が生まれます。
準備や練習の負担が家庭に偏っていることも見過ごせません。
ではどうすればよいのでしょうか。
則子先生の提案はシンプルです。
✅立候補が多い場合は、くじ引きやあみだくじで公平に決めること
✅演奏の基礎指導は授業の中で完結させること
✅無理に難しい曲を設定しないこと
このようにすることで、競争ではなく参加そのものに意味がある音楽活動になります。そして
公平性と音楽の質は矛盾しません。
適切なレベル設定と丁寧な指導があれば高い完成度も実現できるのです。
音楽は選ばれた人のためのものではありません。
すべての子どもに開かれている、崇高な学びです。ですから
やってみたいと思ったその瞬間に扉が開いていること。
それこそが、音楽教育本来の、「あるべき姿」ではないでしょうか。
そしてこれは、当ピアノ教室が日々のレッスンの教育理念でもあります。
fairy wish creationでは、できる子をさらに伸ばすことはもちろん、まだできない子ができるようになる「努力の過程」を何よりも大切にしています。
一人ひとりの今の状態を見極め、無理なく、しかし確実に高みへと引き上げていく。
その積み重ねが高い演奏力と揺るがない自信につながります。
だからこそ表面的な結果ではなく、本質的な成長を大切にしたいご家庭から選ばれ続けています。
音楽を通して育てたいのは演奏技術だけではありません。
挑戦する力
自分を信じる力、そして
人生をしなやかに切り拓く力
これからの時代をたくましく生きる土台を丁寧に、愛情深く育てていく。
それがfairy wish creationのピアノレッスンです。

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。





