こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子です。
今日は「音大」にまつわるお話。
少し前まで、「音楽の道に進むなら音大へ」という考え方が、世の中では一般的でした。
そして、将来への“保険”として、教員免許を取得しておくことも、多くの音大生にとって常識のように語られていた時代が、たしかにありました。でも
今は、時代が大きく変わっています。
インターネットの普及やSNSの登場により、自分の演奏や作品を広く発信できる環境が整い、活動の場も多様になりました。
昔の成功体験は通じなくなっています。
音大を出たからといって生計を立てていけるわけではなく、その道の就職の斡旋も紹介もないし、保証もない。
信じられないかもしれませんが、そんな現実があります。
疑っている方は、ぜひこちらの「Yahoo!知恵袋」をご覧ください。
とても厳しい意見ばかり集まっていますが、これこそが現実です。
こういう方が大半なんですよ。音楽関係の仕事に就き、この道一本で身を立てられるのは、ある統計によると卒業生全体の約5%なんだそうです。
国立音大卒です。 大学出たのに仕事ないです。本当なんです。 わたしの4年間、なんだったんですか?
そんな現実がある一方で、ピアノ教室を探す保護者の方々のなかには、今だに「先生を探すのは音大を出てないと」という思い込みに囚われ、狭い価値観に固執している方がいらっしゃいます。
もちろん、学んできた経験や知識には価値がありますし、それをしっかり活かして指導されている先生も多くいらっしゃいます。
けれど..
私が申し上げたいのは
もし「音大卒」「音楽大学院卒」という学歴のみを前面に打ち出して、それをアピール材料にしている教室があったとしたら
少しだけ立ち止まって考えてみる必要があるのでは?
ということ。なぜなら
本当にその先生が大切にしていることは何なのか?
お子さんにどんな成長を約束できるのか?
指導者としての「心がまえ」や「気力」が全く見えてこない
からです。
ということは、すなわち、指導経験そのものがない、もしくは足りていないのかもしれない。
「卒業した学校」以外に、相手に伝えたい実績や魅力がないとしたら、それはちょっと心配なサインなのかもしれないので、疑問を持って情報を精査してほしいのです。
子どもたちの未来は、今この瞬間の選択の積み重ねでつくられていきます。
だからこそ、保護者の皆さまには、「昔の常識」ではなく「今の現実」に、しっかりと目を向けていただきたい。
ピアノ教室選びにおいて一番大切なのは
お子さま一人ひとりと真剣に向き合い、その子らしさを引き出せる能力があるかどうか。
そして、お子さまの変化や成長に寄り添い、共に歩む覚悟があるかどうかではないでしょうか。
と言うことで
「結論」😃
いま、私たちは時代の変化のスピードがどんどん加速している令和の時代に生きています。
だからこそ、ピアノ教室を選ぶ視点も、最新情報にアップデートしていきましょう。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。