シンガポールの出張ピアノ教室/初めてのオクターブの練習は慎重に。その理由。

こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 

講師の塚越 則子です。

 

 

当ピアノ教室で、5歳からレッスンをスタートしたWちゃん。

 

 

10歳になり、手も広がるようになって、ついに

 

 

オクターブが届くようになりました✨

 

 

Wちゃん、おめでとう🎉

 

 

やったね‼️

 

 

リトルピアニストにとって、オクターブが弾けるようになることは、ダンパーペダルが使えるようになるのと同じように、大きな節目であり、大変おめでたいことなのです。

 

 

オクターブが届くようになると、たとえば

 

 

エリーゼのために

 

 

など、有名な曲も射程距離に入ってきますので、ますますピアノ弾く楽しみがグーンと広がってくるのですが

 

 

さぁ、待ってましたとばかりここで焦って前のめりに進めてしまうのは禁物です。

 

 

なぜなら

 

 

オクターブの和音をつかむ時に必要なのは

 

 

指先の支え
(適切なフォーム)

 

 

手を開く力

 

 

のみで十分なのですが

 

 

やっと届くようになった、まだフォームが未完成の時期に、無理してオクターブを多用した曲を弾くと、手首、前腕など、不要な部分に多量の力まで入れて、オクターブを掴もうとするクセがついてしまい、結果

 

 

• 手首、腕の動きが遅い

 

• 指、手首の柔軟性が足りない

 

• 指が弱く、打鍵の衝撃を指で支えられない

 

 

などの問題が発生して

 

 

オクターブが苦手

 

 

といった意識が芽生えてしまう危険があるのです。ちょっと専門的な領域まで踏み込んでしまいましたが、それには理由があります。

 

 

ピアノが好きなのに

 

 

こんなに練習しているのになぜできないの?

 

 

と、密かに悩み、理由がわからず、つらい思いを抱えている子どもたちの、実に多いことか😭

 

 

当ピアノ教室は、シンガポールで1番長い指導歴の日本人講師の教室として、「伸び悩み」を抱えた子どもたちの「駆け込み寺」的な役割も果たしてきて現在に至ります。

 

則子先生は、「レッスンの立て直し」の経験も豊富ですので、安心してご相談ください😃

 

当ピアノ教室には、体験レッスンフォーム経由で、現在のピアノ教室、ピアノレッスンに関するお悩みへの、切実なご相談などが届くこともございます(秘密厳守いたします)

 

 

頼っていただけることは大変光栄なこと。

 

 

しかしながら残念なことに、全てのお子さんを、当ピアノ教室でお引き受けすることは、どうしても無理であり、私に出来ることには限界があります。

 

 

それでも時間の許す限り最大限、お役に立てるように、誠心誠意、対応させていただいております。

 

 

慎重、かつ慎重に

 

 

一歩ずつ着実に

 

 

真心を込めてお育てするのが、当ピアノ教室の、開講当時からの教育理念です。

 

 

ピアノを弾けるようになることに喜びを感じて欲しいから

 

 

長くピアノを続けてほしいから

 

 

こだわります💖