こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は昨日の続編です。
昨日の記事はこちら。
では早速「種明かし」から。
ジャーン🎉
このハロウィンキティちゃんのオモチャ、マイクの代わりにピッタリだと思って、店頭で見つけた瞬間に飛び付いちゃいました😃
当ピアノ教室の発表会では、ステージ中央で演奏者が自ら自分の名前と曲名を言ってから演奏をします。
シンガポールで、このスタイルを導入しているピアノ教室は
fairy wish creation だけ✨
この大胆なアイデアを思いついたのは、おととしの発表会の準備が最終段階に入った頃です。
これだ!
と思ったことはすぐに取り入れるのが則子先生のスタイル。
普段のレッスンも発表会も、ギリギリ直前まで、もっとできないか、もっとよくならないかと常に、最善、最高を目指すべく頭を働かせています。
実は従来のように司会者に依頼して、一人一人名前を呼んでもらった方が、予定調和の中で進行が進み、幕の出入りもスムーズですし、主催者としての精神的負担も軽減され、ずっとずっとラクチンなんですが、私が目指すのはそこではありません。
当ピアノ教室の発表会の目的は
発表会を通して、生徒さんたちに、より大きく成長してもらうこと✨
ですので、迷わず、この企画を実行する決断をして、新たに気持ちのギアを入れ直しました。
プレゼン能力を磨くには絶好のチャンスです。
「発表会のときはね、自分でマイクを持ってお名前と曲名を言うんだよ」
そう告げたときのリトルピアニストたちの反応は、実にさまざまです。
子どもって、最初の心のひっかかりが大きければ大きいほど、のちのち大きな学びを得て、揺るぎない自信へと繋げるパワーを秘めているものなんですよね。
私はピアノの発表会でマイクでお話をしたことがあるから、できます!
そう力強く宣言をして、卒園式のセレモニーの際に自ら立候補し、園児代表として《ごあいさつ》を立派に務め上げたEちゃんは、ギリギリまで、マイク練習を拒み
わたしはできない
と弱気な姿を見せていたんですよ。
でもね、その一方で、水面下では大人たちが一致団結して「問題解決」に向けて動いていたんです。
日頃からお母さんとマメに連絡をとり合い、風通しのよいコミュケーションを築いていたことが功を奏しました。
まさにチームワークの勝利です。
快適なゾーンから出たがらない子どもを
💎今はそっとしておくのか
💎背中を押して一歩前へ出させるのか
それは私が決めることではなく保護者の皆さんが決めることです。
私に出来るのは、多くの経験から得た知識を元にした、あくまでもご提案。
多くの子どもたちを育ててきたからこそ
ずっと音楽一筋で歩んできたからこそ
できる領域のピアノ指導や知っている真実があります。
今は、社会にでたときに求められる能力が昔とは全く違うという厳しい現実に、おうちの方が直面し、立ち向かうべく覚悟を決めるのは、おそらく、我が子が小学生になり、中学、高校と進んだときでしょう。そのときに
ああ、うちの子は、則子先生のところでピアノを習ってきたから、その点は心配ないよね💪
と、安心していただける材料をひとつでも多く積み上げることに私は使命感を燃やしています🔥
せっかくピアノを習うのですから、ただ単純に「音楽が身近にある暮らし」を得ることで満足するのではなく、もっともっと多くのことを、もっともっと深いものを貪欲に、つかみ取って欲しいのです。
それにしても便利な時代になりました。
演奏前にマイクでお名前と曲名を自分で紹介すれば、今の話し方、今の仕草も、発表会の記録として一緒に残すことができます。
何年かして見返すときの楽しさは何倍にも増えますね。
さて。マイクを持ってステージ中央に立ち、自分の名前と曲名を堂々と告げ、ピアノに向かうリトルピアニストたちの勇姿を思い浮かべながら、今日の出張レッスンも頑張ります。
本日のルートはクイーンズタウンからリバーバレー、ロパートソンウオークを回るルートです。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針