こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。シンガポールで1番長い指導歴の日本人ピアノ講師です。
当ピアノ教室は、シンガポール政府のお稽古ごと教室の開講ガイドラインに沿った出張ピアノ教室です。
シンガポールのソーシャルディスタンス
2020年、私たちを取り巻く世界は、新型コロナ肺炎COVID-19により一変しました。
様々な感染拡大予防対策が講じられる中、これからのニューノーマルの時代の公衆衛生のスタンダードの一つとして最近よく耳にするようになったのが「Social distance (社会的距離)」という言葉です。
新型コロナウイルスに感染している人からウイルスをもらわないように
自分がもし気付かずに感染していたとしても人にうつさないように
身体的に安全な距離を保ち、お互いのために、お互いを大切にし合って、一緒に危機を乗り越えていきましょう、という社会的新ルールです。
シンガポールは現在、感染の第2波を警戒しながら経済活動を再開する「ウィズ・コロナ」の段階を迎えています。
人々は、規制はあるものの、各業種に定められているガイドラインに沿った感染予防措置を守りながら、外出や外食をしています。
渡航に関しては、出入国の人数を限定し、安全確保や公衆衛生に配慮した上で必要な予防措置を講じながら、入国制限が徐々に緩和されてきました。
まだライブパフォーマンスの許可は降りていないため、発表会の会場開催の可否は未定ですが、当ピアノ教室の生徒さんたちは、発表会の準備に入って以降、ますますピアノ熱が上昇して、日々の練習も気合いが充分みなぎってきました。
2020年も開催!/シンガポールの日本人ピアノ教室発表会最多回数更新へ。
9月初旬現在のシンガポールの状況は、毎日の市中感染者数は一桁台をキープして、幸いにも感染状況はコントロール下にあって、6月までの「不要不急の外出を避け、できるだけ家にいる」という状況とは異なっているため、みなさん上手に状況と折り合いをつけながら、新しい様式での生活を各々のやり方で日々謳歌しておられる様子です。当ピアノ教室の保護者の方々とのメッセージのやり取りの中でも週末明けは毎週のように
Garden’s By The Bayに行きました!
Singapore Zooに行きました!
Pulau Ubinに行きました!
など、シンガポール内の観光スポットへの楽しいお出掛けの様子と共にピアノ練習動画が次々と送られてきて、開封するたびに口元がほころび、心和みます。
改めてどんな時も楽しみを見つけられることは才能の一つだと感じます。周りの人に幸せのお裾分けができることも立派な社会貢献の一つですね。不満や不安ばかりにフォーカスして自分の事ばかりを考えていたならば、そうはいきません。
毎日家に閉じこもり、人との接触を断つことがソーシャルディスタンスを守ることだと思うならば、それは本質から外れて意味を曲解しています。
今はたくさんの人と接触したり、国を隔てた所にいる人たちと直接会うことは現実的にはできませんが、テクノロジーを駆使して知恵をしぼり、工夫をして“安全な心と心のふれあい”を維持することは簡単にできます。
人と人は、ふれ合うからこそ初めてお互い支え合って生きていることが実感できて、素直な感謝の念が生まれてくるのです。
日々の些細なことへの感動のアンテナの感度を日々高めておくことはピュアで謙虚な心につながり、幸せ度数が上がると、奏でるピアノの音に必ず良い影響を与えていきますよ。
当ピアノ教室のソーシャルディスタンス
特に超ピアノ初心者の場合、レッスンの際に言葉では伝わりにくい指の形を説明などをする時、必要に応じて数分の間手を添えることがあります。その際も接触はできる限り短時間に、的確に伝えることに重点を置いた工夫をしています。
当ピアノ教室のニューノーマルレッスンでは、正しい指の形や指使いのビデオや写真を、その場で保護者の方にAir Dropで送ります。効率よく普段の練習時の再現性を高める効果が出ているようで、生徒さん達に大変わかりやすいと好評です。
当ピアノ教室では、非売品の業務用高濃度アルコール除菌液の使用をはじめとした、一般より更に高レベルの感染予防対策を常時講じてレッスンを実践しています。どうぞご安心ください。レッスン中私はマスクを常に着用していますが生徒さん、保護者の方は任意です。
当ピアノ教室の生徒さん達と保護者の皆様へ♡
近い将来、人類がこのウイルスとうまく共存できるときがきたら思いっきりハグをしましょうね。
そのときが来るまでしばらくは、ひとりひとりができる安全対策をとりながら感染拡大を防ぎ、多くの人の命と生活を守るために助け合っていきましょう。
私達の命や生活を守るために日々働いてくれている、たくさんの人達のために、自分のできることを行動で示したり、積極的に支援をしましょう。明るく声かけをしたり、笑顔で感謝を伝えたり。今日からでも簡単に実践出来ることはたくさんあります。
大好きな人のために
大切な人のために
感謝を伝えたい人のために
生徒のみなさんは音楽の力を使うことができますよ。
どうぞ、その魔法の手を使ってありったけの心を込めて、ピアノを奏でて温かい思いを伝えて下さいね。